8/1〜7までの栄養週間にお送りする「日本栄養士会 presents 栄養 Wonder RADIO」。
日本栄養士協会副会長の鈴木志保子さんと一緒に食と栄養のスペシャリストをお迎えしながら、適切な食事やヒントを提案します。
8/3(火)18:00-18:15は、日本栄養士会理事で管理栄養士の加藤すみ子さんをお迎えしました。
テーマは「シニアを支える管理栄養士から学ぶ、100歳まで美味しく食べるコツ」。
近年指摘されている「栄養不良の二重負荷」の問題(太りすぎている人がいる反面で、極端に痩せている人がいる)。
特に高齢者になると「低栄養」のリスクが高くなることが指摘されています。
だからと言って「もっと食べればよい」というわけではないのが高齢者の特徴。
年を重ねると筋肉量が少なくなり、活動量も減る…そうなると体が必要とするエネルギー消費量も減る…そして食欲も減り、食べる量も減る。
そんな負のスパイラルが始まる危険性があるんです。
高齢者本人が気付いていないことも多く、周りが変化に気づくことも必要なんですね。
負のスパイラルに陥らないために、まず基本的な食事としては「主食と主菜(お肉や魚、卵など)のある食卓」を目指して欲しいとのこと。
例えばピザやドリアなども、コンパクトに栄養がとれるのでオススメなのだとか!
他にも、素麺の「麺つゆ」に、 豆腐をすり下ろした「胡麻汁」を使うなど食欲がない時にもできる工夫を教えていただきました。
もちろん栄養のバランスは大事、だけれどそれ以上に心の満足…おいしく「楽しく」食べることが、長く美味しく食べるコツなんですね。
聞き逃した方は、radikoもしくはPodcast(Spotify,Apple Music 他)でもお聴きください。
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8/3(火)6pm - 6:15pm
日本栄養士会 presents 栄養 Wonder RADIO on The Dave Fromm Show
DJ: 長野美郷
番組をradikoタイムフリーで聴く▼
https://radiko.jp/share/?sid=INT&t=20210803180000
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