「BETTER LIFE」
このコーナーは、よりよい人生を、そして、その“終わり”を追求する為のアドバイスを、相続問題はもちろん、健康、医療、看護など様々な分野の専門家に伺うコーナーです。
3月の講師は、この番組2回目の登場となります。
ファーマケア訪問薬局の訪問薬剤師・佐々木健さんです。
■訪問薬剤師の方は、お薬以外にも届けることができるとお聞きしたのですが…
薬局ですので、おむつなどの衛生用品もお薬と一緒に届ける場合もあります。
しかし、中にはちょっと変わったお願いをされることもあります。
過去には急に帯状疱疹が発症してしまい、外に出れなくなった患者さんにコンビニのお弁当を届けたこともあります。
我々の業務外のものですが、困っている人を無視はできませんし、訪問薬局を選んでよかったと思っていただきたい気持ちは強いですね。
■訪問薬剤師のやりがいはどのような時に感じますか?
シンプルですが、お薬を届けてくれたときにお礼を言われるとやっぱり嬉しいです。
末期ガンの患者がいて、家をあけられない家族の方にも「こんなにありがたいサービスがあるなんて、知ることができてよかった」と喜んでいただいたときは私も嬉しかったですね。
みなとアセットpresents SUCCESSION〜Handing Over The Torch〜
今週は先週までのゲスト、ピアノ&エレクトーン教室OTOMOEの宗広ともえさんと脳トレピアノ西日本東北支部長の古川正子さんからトーチを受け取ります、一般社団法人緊急事業承継監査協会 代表理事の伊勢田篤史さんをお迎えしました。
■緊急事業承継監査協会とは、どんな団体なのでしょうか?
一言でいうと、中小企業の事業承継対策をしっかりやっているということを第三者機関として認定する制度をつくりたいと思っています。
■大企業の場合、社長になにかが起きたときの対応をしてると思いますが、中小企業の場合ってなにも準備していないケースが多いのでは?
そうですね。
多くの人は自分が死ぬことを考えていないですからね…
本当によく聞く話ですが、倒れたときの場合を考えていますか?と尋ねると「俺は死なないから」と言われてしまうんですよね(笑)
でも実際はそんなわけもないので、しっかりと対策が必要です。
■活動としてはどのようなことをしているのでしょうか?
緊急事業承継の情報発信を主な活動としています。
「社長の突然死ドットコム」というサイトを立ち上げて多くのひとに事業承継の情報をお伝えしています。
■事業承継と緊急事業承継は違うのでしょうか?
事業承継は長い期間を設けて、後任を育てたり、準備をする時間があります。
一方、緊急事業承継は文字通り緊急ですので、突発的且つ、短期的なことを想定する必要があります。
経営者にも想定外の出来事なので、慎重かつスピーディーに事業承継を行う必要があります。
■伊勢田さんは3月に書籍『緊急事業承継ガイドブック 社長が突然死んだら?』を出版されました。どのような本になっているのでしょうか?
社長が亡くなった当日の動きから、後継者選出の手続き、業務の引き継ぎ社葬の準備などを会話形式などにして、わかりやすくまとめてあります。
この本は社長はもちろんですが、会社のNo.2や社長の奥様に読んでいただきたいです。
社長が倒れた場合、どのような事態が起こるのかをしっかりを把握しておくことでもしもの場合に、落ち着いて対応することができるかと思います。
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3/28(日)7am - 8am
DJ: 古家正亨
メール: tos@interfm.jp
ハッシュタグ: #トーク日曜
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