みなさんこんばんは、Real Japanese Hiphopのロジェです。Tokyo Scene sur InterFM897へようこそ。今夜はTokyo Scene sur InterFM897、第24回の放送となります。
現在、RJHH のEmikoとDJ Sonikemと共にBLENDER X RJHH合同号日本での配布に東京に来ています。アーティストIsh One、Tigarah、 Julien Sato、DJ Kekke、Real Japanese hip hop live partyについての記事やBlenderから僕へのインタビュー等が掲載されています。
Shurkn Pap、 Vigorman、Lipstorm 、DJ KENZI、田我流、Ohnishihasnoproblem、Rey、Maru-ai、BRON Kの曲をチームRJHHで選曲してお届けします。
今夜のOP曲はShurkn Pap & VIGORMAN Prod.GeGの「地下ノ楽園」。
Shurkn Pap は今Hiphopシーンで見かけない日はないというほど大人気のラッパーで、最近だとKANDYTOWNメンバー GOTTZと共演した「Shamisen Rap」、DJ Ryowとのコラボ、4月26日に公開された13ELL の「M.N. D」という曲のMVでもShurkn Papがいます。E.P『Pap's Building』や『STYLISH NINJA』も是非聴いてみてください。WILYWNKA(WillyWonka)の十代の頃からの盟友で二人のコラボは大人気です。「NIGHT OUT」 (feat. VIGORMAN & SAKURA) / DJ CHARI & DJ TATSUKIもおすすめです。それではShurkn Pap & VIGORMAN Prod.GeGの「地下ノ楽園」でTokyo Scene avec RJHH Episode 24スタート!
地下ノ楽園 / Shurkn Pap & VIGORMAN Prod.GeG
Shurkn Pap & VIGORMAN Prod.GeGの「地下ノ楽園 」をお聴きいただきました。この曲のMVレビューは僕たちのサイトでもご覧いただけます。
ここから二曲続けてお聴きいただくRJHH全員でセレクトした一曲目はLipstorm の「Over」 prod. DJ Kenzi a.k.a Blackbeats。今月8日にリリースされたソロとして2ndとなるアルバム『1000』収録曲でDJ Kenzi a.k.a Blackbeatsとのコンビがまた聴けて上がります!LipstormはS7ICK CHIKsの頃から知っているアーティストで、今回のアルバムも全曲印象に残るセンスとパワーに満ち溢れていて言葉のチョイスも置き方もハートのオーセンシティーも表現も流石だなあと改めて感心させられました。日仏版でレビューやアーティスト紹介もチェックしてみてください。
Lipstormに続いてご紹介するのは田我流。4/24(水)にリリースされた待望の3rdアルバム『Ride On Time』からEVISBEATSとKazuhiko Maedaのプロデュースによる「Changes」をお聴きいただこうと思います。田我流が、それに先駆けてシングルを2週連続で配信リリースする。 すでに配信されている「Changes」2012年の2ndも素晴らしかったためこの決して短くはなかった待ち時間も無駄ではなかったと思える名盤。2012. VaVa, KM, Evisbeats, Atomic 、DJ UPPERCUTといったアーティストたちとのコラボレーションのクオリティーも圧巻。田我流は山梨県笛吹市一宮町出身で趣味は釣り だそう。2008年にファースト・ソロ「作品集〜JUST〜」を発表し、2012年4月に発表したセカンド・アルバム「B級映画のように2」で多くのヒップホップアーティストから傑出した存在として認識させました。。初夏には甲府から始まる全国ツアーも予定していてこの2019の精力的な活動を多くの人々が追っています。「明けない夜」、「墓場のdigger」、「BACK IN DA DAY」、SIMI LABの(QN、OMSB 、 Mariaをフィーチャリンした)「ハッピーライフ」も必聴です。
Over / Lipstorm prod. DJ KENZI Black Beats
Changes / 田我流
ここから二曲続けてEmikoセレクトでお聴きいただく一曲目は、Ohnishihasnoproblemというビートメーカーの「Pain Killer」という曲で、Reyというラッパーをフィーチャリングしています。この曲は今年2月にリリースされたOhnishihasnoproblem EP『NOPROBLEM』収録曲です。Ohnishihasnoproblemは、若いながら多くの人気アーティスト達に曲提供をしたり大阪を拠点としながら関東でも関西でも人気と信頼を着実に築いています。フレッシュな感性と曲の構成・作り込みの精密さを兼ね備えたトラックメイクのクオリティーに、これからの作品と展開への衆望を集めているビートメーカーです。
MC Reyもまた大阪出身で、高校生の頃から数回のMCバトルに出場し好成績を納め、現在に至るまで全国で多くのライブ出演等活動中です。WILYWNKA (Wilywonka)と共演した「MIC PLEASE」という曲、MVも要チェックです。
そのままお聴きいただくのはMARU-AIのSay it (Outro)。2017年リリースのアルバム『EEK』収録曲です。このアルバムやプロデューサーDJ KENZIについては、リリース当時僕たちのフランス語サイトで取り上げていたのでチェックしてみてください。
MARU-AI の曲は、第5回と20回でも紹介している通り、日本語はもちろんのこと、英語が上手いとかいうレベルでなくMARU-AIのフロウも歌も隅々まで最もかっこよく聴けるMARU-AIならではのMCで憎たらしいほど上手いのだそう。
今夜お聴きいただく「Say it (outre)」は、アメリカのBROWSTONEの「if you love me 」 1994版、K-SOLOの「Spacebound」1990 版からの抽出を適用していることをEmikoに教えましたが、それでもMARU-AIでしか生まれないSonyboy的発声と過分なギミックやRnB、ソウルにありがちなメリスマの乱用よりもかっこいい歌唱法の方が断然イケてるのだそう。MARU-AIとDJ KENZI aka Blackbeatsのコンビでもう一枚、昨年リリースのアルバム『TRILL』も聴いてみてください。
5月1日には「RUNNIN' UP」のシングル、翌日にはそのMVもドロップされていてビート、MC、子供も真似したくなるような最高のコレグラフィーで最高の仕上がりなのでこちらも要チェックだそう。
Pain Killer / Ohnishihasnoproblem feat. MC REY
Say It (Outro) / Maru-ai (prod. DJ KENZI Black Beats)
Emiko のセレクションでPain KillerとSay it をお聴きいただきました。
Tokyo Scene avec RJHH 第24回放送クローズ曲は十年以上前に初聴していまでもよく聴いている曲 BRON-K の「ROMANTIK CITY」。BRON-KはSD JUNSKTAのというラップグループの元メンバー。今夜かける曲は『奇妙頂来相模富士』という2008年にリリースされたBRON-Kの1stアルバム収録曲です。
トラック8. サダメの星 (feat. KYN)、10. World Go Round (feat. OJIBAH)、11. 寒空 といった忘れられない曲揃いでその年のベストとも言えるアルバムでした。今夜はその9トラック目「ROMANTIK CITY」を聴きながら今夜のTokyo Scene avec RJHHを締めたいと思います。
東京滞在中のエピソードについてはまた後日お話しますね。
この後もInterFM897で、よい週末の夜をお過ごしください。そして来週がみなさんにとってよい週でありますように。また来週!
ROMANTIK CITY / BRON-K
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5/17(金)8pm - 11pm
10pm - Tokyo Scene avec RJHH
メール: club@interfm.jp
5/17(金)の放送内容▼
https://www.interfm.co.jp/news/single/tokyo05172019
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