昔、沖野修也(自称)、今、Yukari BB。
共通点はかつて東京に住み、ロンドン帰りってことだろうか(僕はたったの1ヶ月だったけれど)?
Yukari BBは、The Roomで何度も回してくれたことのあるDJ。
でも今、は京都在住。
Jazzy Sport Kyotoのマネージャーに就任し、World Wide FM〜WWKyotoのディレクターを兼務し、話題のACE HOTELでも頻繁に回している。
そんな人は、他にいない。
しかも、僕が今年4度訪れた野沢温泉村に2度も同行してくれて、素晴らしいプレイを披露してくれただけでなく来週山中湖畔で行われるThe Room CampのDay Partyではトリを務めてくれる。
本人は謙遜するだろうけれど間違いなく、彼女は京都のキー・パーソンだ。
音楽センスなんて良くて当たり前!をモットーにして来た僕なき後(滋賀県在住なので)、Yukari BBの存在は、実に頼もしい。
彼女の魅力はその行動力と切り込み力。
今秋、気鋭の画家、青山ときお氏の個展をJazzy Sport Kyotoで開催し、連動企画として画家ジャケ縛りのプログラムをWWKyotoで敢行。
僕と行った2度目の野沢温泉旅行では、僕がプロデュースした焼酎、STYLIN'のリリース・パーティーを実現し、飛び入りで参加したLIFE Farming Campなるアグリツーリズム・ツアーの、森の中のテラスで行われた最終ディナーでBGM担当であったにも関わらず、参加者を踊らせるという離れ業をやってのけた。
青山さんに企画を持ちかけ交渉。
野沢温泉村に企画を持ちかけ交渉。
LIFE Farming CAMPではプロデューサーに野沢温泉村での音楽イベントの重要性を熱く語っていた。
行動は、フットワークの軽さであり、切り込みは、企画を突っ込むだけでなく、人の懐に飛び込むことを指している。
もう一回言う。
DJたる者、センスが良くて当たり前。
その上で、選曲の構成力。
踊らせる説得力。
聴衆の反応を見逃さない鑑察力。
スタッフや同業者を巻き込むコミュニケーション能力。
など色んな能力があればあるほど需要は高まるし、何よりも存在が重要になる。
これからも彼女の動向に注目して欲しい。
今回のミックスがそのきっかけになると良いのだけれど・・・。
という訳で毎週日曜夕方4時からは、InterFM897で、『The Room Radio』を宜しくお願いします。
沖野修也
Yukari BB (Jazzy Sport Kyoto)
高校2からレコード屋で働き始め、20歳の時にThe RoomにてDJ活動をスタート。
その後渡英し、帰国後イギリ ス拠点の世界最大級ダンスミュージック専門オンライン・レコー ドストア、Juno Recordsの日本支部を7年間運営。
'18年にはクロアチアのDimensions Festivalでの「DJ Directory」にノミネートされ、19年には香港でのShi Fu Miz Festivalにて、Boiler Roomへの出演も果たした。
'20年よりJazzy Sport Kyoto所属。
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11/8(日)4pm - 5pm
DJs: Team Room
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