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猟師兼DJ

番組から
2021/05/29

カメラマン、

スタイリスト、

グラフィック・デザイナー、

プロダクト・デザイナー、

ファッション・ディレクターetc

著名なDJの中には兼業されている方が少なくない。


DJとして素晴らしい才能をお持ちの上に、違う肩書きの方でも大活躍されている方がいらっしゃるのだ。


基本、視覚表現に優れていたり審美眼が必要とされる分野での兼業が多く、やはりアナログ盤の蒐集で培われた"美的感覚"や過去の膨大なマスター・ピースを熟知することで"感性が研ぎ澄まされる"とご存知なのが別の職業に活かされているのかもしれない。


5/30の『The Room Radio』に登場するのは異色の2足のわらじ!


何と猟師兼DJ!!


島晃一率いるSoul Mattersからkento niszwが登場!!


猟師にしてDJ???

世界広しとは言えどもこの組み合わせは彼一人では?


僕は野生動物を撃たないし、撃てない。

しかも、肉も積極的に食べない派だ。

だから、同じ人間としてkento君とは違う世界に生きている。


しかし、同じDJとして彼のセンスにはとても共感する。


デトロイトに和ジャズにドラムン・ベースに南ロンドンのジャズまで・・・。


思想信条は違えど、音楽で通じ合えるという・・・

好例だとは言えないだろうか?


猟師の資質とDJのそれがいかにリンクしているのかは今の所僕には不明だ。


ただ一つだけ僕の想像の範囲で推測出来るのは、"獲物"を仕留めるには情報のレイヤーがフィルターになるのではないか?

ということ位か・・・。


季節、天候、時刻、場所、匂い、方角、痕跡といった情報が狩りに必要なように、ダンス・フロアーのキーパーソンを狙い撃つには季節、天候、時刻、場所、雰囲気、人数、前の曲の効果といったものに敏感に反応しなければならないというのが僕の選曲上の持論だからだ。


果たして猟師にしてDJのkento君がリスナーである"あなた"の心を撃ち抜くことは可能だろうか?


この残酷な喩えが甘美な響きを備えているとすれば、それは、ダンスが持つ人間の本能的な魅惑をあなたが感じているからに他ならない。


敢えてここでは猟の是か非かは問わない。


ただkento君の野性を感じで欲しい。


沖野修也



kent niszw (Soul Matters/HUNTING LIFE TOKYO)

1991年生まれ。

高校生の頃にストリートダンスに触れて以来様々な音楽にのめり込み、多音楽趣味となる。

現在は偶数月に渋谷のThe Roomにて「Soul Matters」を主宰の島晃一・JINI・Kurozumiとの4人で開催し、現在進行形の音楽から後世に残る新たなレアグルーヴを日々探求、提案している。

また、猟師という顔も持つ。

獣肉ばかり食べている。

HUNTING LIFE TOKYO主宰。

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5/30(日)4pm - 5pm

The Room Radio

DJ: kent niszw

番組をradikoで聴く▼

https://radiko.jp/share/?sid=INT&t=20210530160000