8/11(日)は、先週に引き続き、さくらインターナショナルスクールをはじめとする学校運営を行う、(株)関西国際学園グループの代表取締役、中村久美子さんです。
■さくらインターナショナルスクールが目指している教育方針とは どのようなものでしょうか?
うちはバイリンガルスクールを意識しているので、日本語も英語も両方しっかりと使えるようになることです。英語漬けになると、母国語がおろそかになってしまうんです。日本語は勉強せずに身についたから、勉強しなくても大丈夫!と思ってしまうんです。
■世界の教育と日本の教育を比べた場合、そこには、どんな違いがありますか?
日本の企業、日本人の良いところは時間に遅れず、仕事が丁寧なことです。お子さんのこれからの市場価値は「日本人であること」だと思っています。なので英語がうまいとか、勉強ができることよりも、日本人としての心遣い、丁寧さが武器になると思います。
■最近では、モンスターペアレンツという言葉も一般化するほど親御さんたちが教育の現場をかき乱すようなことも多いような気がしますが、実際のところ、ちょっと困ってしまう親御さんは多くなっているんですか?
それだけで10時間くらい話せますが…(笑)わたしはおむつの前後ろ逆で訴えられたこともあります。お子さんが自分で履くトレーニングで起きたことですが、ちゃんとお子さんを見ていないと言われました。しかし私たちはそういったことをあえて直さずにしています。食べ終わったお弁当箱がぐちゃぐちゃ、服が前後ろ逆、そういったことを直してしまっては、親御さんは子供の成長がわかりません。お子さんはできていない、それを認知して、自分でできるようにすることが教育だと思っています。
今日のお話を聞いて、中村さんが代表取締役を務める関西国際学園グループについて、興味を持たれた方も多いと思います。そんな方は、ぜひ、関西国際学園グループのオフィシャルサイトをご覧ください。
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8/11(日)7am - 8am
DJ: 古家正亨
メール: tos@interfm.jp
ハッシュタグ: #トーク日曜
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