「BETTER LIFE」
このコーナーは、よりよい人生を、そして、その“終わり”を追求する為のアドバイスを相続問題はもちろん、健康、医療、看護など様々な分野の専門家に、伺うコーナーです。
5月は税理士の仁保修さんにお話を伺います。
■相続税に詳しい税理士もそうでない税理士もいると思いますが、良い税理士を見極めるポイントはありますか?
会社の経営や、相続税など税理士に求めることは様々です。ホームページを確認して、自分の目的に合う税理士を見つけることが大切です。
■相続税の手続きについて、税理士と司法書士のどちらにお願いするべきでしょうか?
相続手続きは大きく三つに分けられます。税金の申告は税理士でないと法律違反です。一方、不動産の名義変更は司法書士しかできない業務です。そして相続トラブルについては弁護士にしかできないです。業務は法律によって制限されています。
みなとアセットpresents SUCCESSION〜Handing Over The Torch〜
アーカイブ・シリーズの第4弾。
過去にオンエアしたゲストパートの中から、印象的なゲストのお話を、もう一度お送りしていますが、今日は昨年2月に放送しましたオーダースーツSADAの社長、佐田展隆さんのインタビューをお届けしました。
番組出演時には、佐田さんは、それまでの数々の困難を乗り越え、本格オーダースーツチェーンの店舗数日本一に成長させた軌跡をまとめた書籍「迷ったら茨の道を行け― 紳士服業界に旋風を巻き起こすオーダースーツSADAの挑戦」を発売されていました。
■お父様からの指示で、会社に戻った時の状況は、どんなものだったのでしょうか?
ぶっちゃけていうと、売り上げを超える借金をかかえている会社でした。22億しか売り上げがない会社が、金利だけで毎年1億円くらい払っていました。
■どのようにして会社を黒字にしたのですか?
当時はSOGOの下請け会社でしたが、SOGOが倒産しましたよね?そして受注がゼロになったんです。連鎖倒産は当たり前ですよね?でも父はここで踏ん張っちゃったんですよ…そこで赤字受注をしまくっていたんですよね。なので赤字受注を止めさせました。
しかし当時は中国でつくっていたので、メイドインチャイナのスーツを日本市場で売るのは本当に大変でした。もしくは値上げに承諾していただいて、日本製を売りたいのですが値上げの交渉も営業部は本当に大変だったと思います。
■リーマンショックや東日本大震災など、さまざまな困難がありました。乗り越えられた要因はどこにあるのでしょうか?
前の会社は製造卸業でしたが、私が変えたのは小売を伸ばして製造小売業に転換できたということです。
大ピンチはいくつもありましたけど、そのピンチがあったから素晴らしい人材や体制ができていったと思います。
「迷ったらいばらの道をいけ」は祖父がいっていたモットーです。
あの覚悟がないと今の会社は絶対にないですね。
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5/10(日)7am - 8am
DJ: 古家正亨
メール: tos@interfm.jp
ハッシュタグ: #トーク日曜
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