「BETTER LIFE」
このコーナーは、よりよい人生を、そして、その“終わり”を追求する為のアドバイスを、相続問題はもちろん、健康、医療、看護など様々な分野の専門家に伺うコーナーです。
5月の講師は、みなとアセットマネジメントの田村豪さんをお迎えし、今、話題の“リースバック”について伺います。
■このリースバックとは、どんなものなのでしょうか?
簡単に言いますと、ご自宅を売却して現金化した後も、家賃を支払いながら、その家に住むことが出来るサービスです。
■似たようなもので“リバースモーゲージ”というものがありましたが、こちらは、どんなものですか?
リバースモーゲージは、自宅を担保にして、お金を借りるローンのものになります。
一般的に、契約者の方がお亡くなりになられた後で、ご自宅を売却して、その代金で残債務を一括返済するシステムになります。
リースバックは、その逆になりまして、今住んでいる自宅を先に売却して現金化するもので、どちらも、今の自宅に住みながら資金調達することは同じなんですが、特徴や仕組みが全く違います。
■では、このリースバック。利用する上で、知っておくべきポイントは、どんなことでしょうか?
一般的に売却するよりも、売り値が安くなってしまいます。
また、売却しますので、その家の所有権は無くなります。
後は、家賃が発生することですね。
“リースバック”に関しては、みなとアセットマネジメントが運営する“マイホームだけは守らナイト”というサイトを御覧ください。
みなとアセットpresents SUCCESSION〜Handing Over The Torch〜
今回は、経堂司法書士事務所の代表で司法書士の高橋朋宏先生をお迎えして、最近、徐々に聞くようになってきました“デジタル遺品”についてお伺いしました。
■まずは“デジタル遺品”って何ですか?
デジタル遺品というのは、パソコンやスマートフォンなどデジタル機器の中に入っている資産、あとは、インターネット上の登録情報などになります。
■この“デジタル遺品”ですが、具体的に、どんなものが該当しますか?
例えば、インターネットバンキングの情報ですとか、SNSのアカウント、スマートフォンやパソコンなどに残されている動画や画像、データなど、数えあげたら切りがないですね。
■この“デジタル遺品”をきちんと処理しておかないと、どんな問題が発生するんでしょうか?
例えば、ご本人が亡くなってしまったので、スマートフォンを開きたいけど、コードが分からない場合、専門の業者に相当な期間と時間をかけないと開けないというケースがあるようです。
■では、対応としては、どんなものがありますか?
一番大きいのは、パスワードが分からないからログインが出来ないということがあるので、一つ解決策としては、パスワードをきちんと残しておくということです。
ただ、誰かに見られては駄目ですよね。
なので、例えば、厚紙にパスワードを書いて、その上から修正テープで隠してしまうんです。
すると、誰も見ることが出来ないんですけど、自分が死んだ後に家族がそのテープの部分を剥がせば見ることができます。
生前中に、それを誰かがやると、誰か見たな・・・となるので、一つの対策として、こういう方法もあります。
デジタルなものに囲まれている現代だからこそ、こういったデジタルな資産をしっかり管理して、もしもの時に、残された家族に苦労をかけないようにする必要があるんですね!
今回のお話を聞いて、デジタル遺産、遺言書やエンディングノートに関する相談は高橋朋宏先生が代表を務める、経堂司法書士事務所まで、ぜひ、どうぞ!
TEL 03-3420-1879
また、高橋先生は、オンラインサロンを行っています。
「大切な人に想いを伝えて絆を深め、豊かな人生を歩む人を増やす」という理念のもと、「互いを応援し合える“ゆい友(=サロンメンバー)”の拡大」を実現していくためのオンラインサロンです。
興味のある方は、ぜひ、チェックを!
「ゆい友ルーム」
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5/2(日)7am - 8am
DJ: 古家正亨
メール: tos@interfm.jp
ハッシュタグ: #トーク日曜
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