4/19(日)からは、過去のゲストのインタビューをご紹介します。
アーカイブ・シリーズの第一弾として、過去にオンエアしたゲストパートの中から今年1月に出演された、行政書士の横倉肇さんのインタビューを再びお届け!
この4月に改正のあった相続法についてはもちろん、遺言書の重要性などのインタビューをお届けしました。
■遺言書が、あるのと無いのとでは、どのような違いがあるのでしょうか?
遺言書が無い場合、法律で決められた法定相続人全員の同意が無いと、不動産や預金の名義変更ができなくなります。
■遺言書の書き方、書くタイミングなどはありますか?
まずは遺言書作成の提案をしてみること。そのためにもご家族でコミュニケーションをとるというのが大切にもなります。健康なうちに話をすることで、スムーズに話しが進みます。
■その遺言書には、どういったものがあるのでしょうか?
大きく分けて2つあります。自分で書いて自分で保管する自筆証書遺言と公証役場にて作成する公正証書遺言の二つがあります。どちらにしても、まずは自分で下書きをします。その下書きの時点で専門家にアドバイスを受けないと、あとでトラブルになる可能性もありますので、注意が必要です。
■遺言書を書く上での注意点には、どんなことがあるんでしょうか?また、実際に、遺言書を書く上では、それくらいの時間が掛かるのでしょうか?
まず、相続人が最低限もらえる権利がある「遺留分」。これを考慮して遺言書をかけば問題ないのですが、「全部をゆずります」のようにザックリ書いてしまうと、トラブルの原因になります。また遺言執行者を指名すること、できれば第三者を指名することです。遺言執行者を相続人にしてしまうと、これまた揉め事の原因になります。時間については2ヶ月から3ヶ月くらいですね。
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4/19(日)7am - 8am
DJ: 古家正亨
メール: tos@interfm.jp
ハッシュタグ: #トーク日曜
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