「BETTER LIFE」
このコーナーは、よりよい人生を、そして、その“終わり”を追求する為のアドバイスを、相続問題はもちろん、健康、医療、看護など様々な分野の専門家に伺うコーナーです。
4月の講師は、中小企業診断士で、株式会社バランス・プランニングの矢吹卓也さん!
現在、公募が行われている“事業再構築補助金”について伺っています。
因みに、“事業再構築補助金”とは、コロナ禍で既存事業に多大な影響が出ている企業に対して、ウィズコロナやポストコロナに対応するために、思い切って事業再構築を行う意欲のある企業を支援するために創設された補助金のことです。
■そんな“事業再構築補助金”を申請出来るのはどの様なケースですか?
今までの事業とは違う、全く新しい事業を行うことが大前提となります。
具体的には事業再構築補助金の指針に従った事業であれば申請できます。
■事業再構築指針とは??
対象となる事業を5つの定義に分けて方向性を示すものです。
1. 新分野展開⇒今の事業を続けても良いが、全く新しい製品を作り、今までとは違うお客さんに売る
2. 事業転換⇒今までと同じ業種で良いが、新しい事業を行う
例:これまでは日本料理屋さんだったが焼肉店を始める
3. 業種転換 ⇒ 全く業種を変える。製造業からデータセンターを設立するなど
4. 業態転換
5. 事業再編
■“事業再構築補助金”の申請に必要なものとは?
電子申請が必須なのでGビズIDが必要です。
通常は、2,3週間掛かりますが、今回は救済措置として仮登録のような形でも申請が可能です。
尚、今回紹介した事業再構築補助金の詳細については、経済産業省のホームページを御覧ください。
みなとアセットpresents SUCCESSION〜Handing Over The Torch〜
今回(4/11)は、ゲストに、元ビクターエンタテインメントOBでサザンオールスターズや泉谷しげるさん、斉藤和義さんなどを担当されてきた、高垣健さんをお迎えし、かつて高垣さんが担当され、先日、ベスト・アルバム『YUSAKU MATSUDA 1978-1987』が再発になった松田優作さんについてお聞きしました。
■高垣さんから見た松田優作さんは、どんな方でしたか?
最初は、すごくシャイな方で、僕はこういうお調子者ですから(笑)、僕の方から自己紹介したり、喋りかけたりしたんですが、優作さんは、割と、むっつりされてて「ああ、シャイな方だなあ・・」というのが、第一印象ですね。
■松田優作さんは、音楽に対しては、どういった情熱をもっていたんですか?
ブルースからジャズ、アメリカンミュージックが好きで、割と泥臭い音楽が好きだなというところから入りましたけど、最初のアルバムは、宇崎さんの力も借りてブルースっぽい作品になりました。
ただ、アルバムを2年に1枚のペースで作るようになるんですけど、アルバムを作る度に、優作さんの音楽に対する愛情がどんどん変化していったのが、面白かったですね。
■それは、新しいジャンルへの関心も芽生えていくんですか?
そうですね。
最初に78年にアルバムを作った時は、僕から、いろんな人に楽曲をお願いして、そこから優作さんが選んだんですけど、その次のアルバムからは、自分で詞を書かれて、その後、何年かしてから、仕事でドイツに行かれて、ドイツから帰ってきたら「高垣、こういう音楽が今、凄い面白いんじゃないか?」って言って、クラフトワークやディーヴォなど、ああいうテクノ、ニューウェーブをお土産にヨーロッパから帰ってきましたね。
それで、それまでは、ブルース系のアーティストとのお付き合いでしたけど、その時から九州のEXという、梅林茂さんというギタリストがリーダーでやっていた、日本で最初のニューウェーブバンドと優作さんが出会って、意気投合して、5枚目のアルバムからは、ブルースからニューウェーブに変わりましたよ。
自分でギターも弾いたりとか・・・。それはもう、愛情とね、目標意識と、音楽に対する深さってのは、ビックリしましたね。
■リリースから30年。今、このベストを聞いてどんなことを感じましたか?
最初のアルバム『Uターン』から、最後のアルバムに至るまで、優作さんの音楽性が変化してるんですけど、変化しているってのは、優作さんが“ただの一人の歌手”から、自分でプロデュースもやり、クリエイティブなこともやるっていう“アーティスト”に変化していることが、このアルバムから分かると思います。
今週のゲスト、高垣さんが担当された松田優作さんのベスト・アルバム『YUSAKU MATSUDA 1978-1987』。
先月、リマスター版として再発されています。
このベスト、通常版の他に、“MEMORIAL EDITION”が、あって、こちらには、初公開音源やDVDのライブブートレグ、別冊ブックレットなど優作ファンには、たまらないアイテムがたっぷりと収められています。
ぜひ、ミュージシャン・松田優作の功績を、この作品を通して感じて欲しいと思います。
来週も、元ビクターエンタテインメントOBの高垣健さんをお迎えし、次回は、こちらも高垣さんが担当された、サザンオールスターズについてお聞きします。
お楽しみに!
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4/11(日)7am - 8am
DJ: 古家正亨
メール: tos@interfm.jp
ハッシュタグ: #トーク日曜
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