番組から
2024/09/24
![interfm : インターFM [ 89.7MHz TOKYO ]](/image/logo_inter-new-tagline.svg){kind=logo}
“これまでも、これからも、人生を彩り、寄り添ってくれる「音楽」に感謝する1日“としてお送りする『謝音祭』。
Jason Mraz がサンディエゴからリモートで登場。7作目にして初のレゲエアルバム『Look For The Good』に込めた思い、そして『謝音祭』の為に収録したライブ音源をお届け！
堀田：「さてここでまたまたスペシャルなゲスト、ご紹介したいと思います。この番組の為だけに収録したライブパフォーマンスも届けてくれます。海外からリモートで登場してくれるのは、アメリカ・サンディエゴからJason Mrazさんです。Hello!」
井手：「Jason, hello!」
Jason：「おはようございます。大介、茜〜！」
井手：「ものすごいクリアなサウンドで届いてますね」
Jason：「俺はミュージシャンだし、サウンドっていうのは一番大事だからね。サウンドのことは心配ないよ！」
井手：「これJasonの自宅なのかな。すごい素敵なピアノが置いてあって機材らしきものが後ろにミキサーとかもドンってあって、でマイクが立ってるとこにJasonがいるんですけど、壁もライトアップされててすごい素敵なんですよ」
Jason：「ここで実際、練習もするし曲も書くし、ここでレコーディングする、この場所で全部やってるんだよ」
ニューアルバムはパワフルでポジティブなレゲエアルバム
井手：「Jasonの実際のアルバムもこの部屋で作られてるのかな」
Jason：「実際にこの部屋でアルバムをレコーディングしてるんだよ。今ここに写っているのはほんの一角で実際向こう側はいっぱい部屋があって、ここで2014年の『Yes!』ってアルバムをレコーディングしたり、他の作品もここで録ってるし、一番新しい『Look For The Good』っていうアルバムもこの部屋で録ってるんだよ」
井手：「7作目となるニューアルバム『Look For The Good』の話を伺っていきたいと思います。日本盤が今週リリースになったんですよ」
Jason：「Thank you. ありがとうございます。本当に作るの頑張ったんだよ。ダンサブルなレゲエのアルバムを今回作ったんだけど、パワフルでポジティブな歌詞を込めて作っているから今っていう時代に重要な作品になったと思う」
井手：「びっくりしたんだけど、オープニングから最後まで完全なるレゲエサウンドなんですよ」
堀田：「意外でしたよね。新しいし」
井手：「そう、ルーツレゲエ」
Jason：「何年も実際ライブではレゲエをし続けてきて、大好きな音楽だから今回レコーディングもしてみようってことで素晴らしいプロデューサー、Michael Goldwasserとタッグを組んで一緒に作ることにしたんだ」
井手：「Michael Goldwasserってどこの国の方なんでしょうね」
Jason：「イスラエルだよ」
井手：「イスラエルの方なんだ。超ジャマイカのルーツレゲエみたいでこの作品すごい良い作品に仕上がってるんですけど、サンディエゴでレゲエって人気あるのかな」
Jason：「レゲエのラジオ局もあるくらいだし、ちゃんとみんなレゲエは知ってるよ」
井手：「好きなレゲエミュージックのアーティストって誰ですか？」
Jason：「レゲエ界のThe Beatlesといえば、やっぱりBob Marleyだよね！」
愛、そして問題定義をすること
井手：「いつもポジティブなメッセージを届けてくれるJasonさんなんですけれども、このアルバムはどんなメッセージを込めたのか伺っていきましょう」
Jason：「やっぱりレゲエは愛について歌う、それはもちろんなんだけど、愛だけじゃなくてスピリチュアリティ、自分がなぜ存在しているのか、とかね。その他にも世の中で起きている問題、政治とかについて問題定義していくのと同時に、平等についてっていうのも歌わなきゃいけない」
井手：「今ね、まさか半年前にはこんな世の中になると思ってないわけですよ。世界中の人がもちろん。この作品はいつ頃から作り始めて今の世の中に合わせて作ったものなのか」
Jason：「実際に書き始めたのは去年の春から夏にかけてだね。2020年ってどんな年になるかなって想像した時に、まずアメリカでは大統領選挙があるから世の中がヒートアップしてくるんじゃないか、色んなネガティブなメッセージがたくさん飛び交うんじゃないかということを思った。それに応じるために、ポジティブなメッセージ、前を向いていけるようなメッセージを込めようと思った」
井手：「じゃこのコロナっていうのは、たまたま合致して内容がはまったってことなんですね」
Jason：「そう。元々アメリカの社会がぐちゃぐちゃになっているっていうのがあって、それがコロナ禍でよりぐちゃぐちゃが見えやすくなったということだと思うんだよね」
井手：「Jasonは、去年のフジロックの最終日にパフォーマンスしてたけど、フジロックの思い出といえば？」
Jason：「去年（2019）のフジロックはThe Cureがヘッドライナーで、一緒にできたっていうのは本当に嬉しいし、雨が降ろうが天気が良かろうがお客さんが暖かかったよ」
井手：「フジロック、また来て欲しいですね」
堀田：「ね、嬉しいですね、そう言っていただけるのは」
井手：「サンディエゴからJason Mrazさん、今回ライブ音源を事前に収録して送ってくださったんですよ。なのでそれを聴きながら一緒にお別れしたいと思います」
Jason：「Thank you. ありがとう」
井手：「Jason Mrazでした！」
堀田：「ありがとうございました！」
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2020年7月24日（金）12pm ～ 8pm
InterFM897 SPECIAL DAY 「謝音祭」
DJs: 井手大介, 堀田茜
ハッシュタグ：#音楽ありがとう
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