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毎月第2・第4日曜日午後10時から『レディオ デ チャカチー』に出演しているハナレグミが、『InterFM897謝音祭』にコメントを寄せてくれました。
「InterFM897『謝音祭』をお聴きの皆さん、どうもハナレグミの永積 崇です。
いつも隔週ですけどね、番組(『レディオ デ チャカチー』)やらせてもらってます。いつもお世話になってます」
コロナ以降、音楽への向き合い方は変わりましたか。
「そうですね。そんなに変わってはいないと思うんですが、逆に音楽を味わう為にまったく音楽をかけない時間も増えたかもしれないですね。特に4月の時期とか街がすごく静かになってた時期があってその時期なんかは逆に、音楽も止めて静けさみたいなのを味わって、そこからなんかこう、あ、この曲聴けるなっていう風にして一曲一曲大事に聴くようになったかもしれないですね」
音楽とは改めてどんな存在ですか。
「なんだか不思議ですよね、未だにどういう存在なのか自分にとってはちょっと言葉にするのは難しい感じがあるんですが、時に人のように対面するようなものでもあるし、時には自分のもうひとつの遠くの感情を呼び起こしてくれるような存在でもあるしね。形のない形っていうか。そういうものですよね。だからやっぱり、こうやって音楽をやってる自分としては未だに友達のようでいて他人のように遠いっていう…(笑)自分の歌詞じゃないですけど、ほんとそういう存在でもありますね。でも、自分を救ってくれる大きな存在ではありますけども」
自分の曲で音楽への感謝の思いを込めた曲はありますか。
「一曲『MUSICA』っていう曲があってそれはまさに音楽に向けて書いた歌詞ですね。『僕の自由はブルースさ』っていうフレーズがあるんですけど、真逆のものを繋ぎとめる、繋ぎ合わせる役割をしてますよね。良いとか悪いとか対局しているものを混ぜ合わせる上で、音楽とかっていうのはひとつ役割を担っているのかな、と思います」
音楽を擬人化して一言感謝の気持ちを述べるなら。
「出会えて嬉しいっていう一言に尽きる。音楽が身近になかったら、あと自分が声を出すってことに、歌うってことに辿(たど)りつけてなかったらどんな自分になってたかっていうのはもう想像もつかないですけど。こういう時期で行き場のない気持ちとかが溜まってくると、楽器がなくても自然に声を出したくなるっていうか。そうすると解放されるし、そこに言葉がなくてもひとつ自分の身体が納得する、元の位置に戻ってこられるような道を作ってくれているのが、僕にとっては音楽ですね。『ありがとう、ありがとう!!』って言いながら歌ってるのかもしれないですね、いつも。この先も、皆さんのそばに音楽がすごくポジティブな力を持って存在していたら嬉しいなと思うし、そういう一曲をこの先も作れるように頑張っていきたいなと思っております。
ということで、ハナレグミの永積 崇でした」
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2020年7月24日(金)12pm ~ 8pm
InterFM897 SPECIAL DAY 「謝音祭」
DJs: 井手大介, 堀田茜
ハッシュタグ:#音楽ありがとう
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