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NEWS

餃子居酒屋ブームをつくった「肉汁餃子のダンダダン」

番組から
2021/12/19


12/19(日)9pm - 9:30pm

お店ラジオ supported by スマレジ


『お店ラジオ』今週も無事オープン!

事業投資家の三戸政和さんと、スマレジ代表の山本博士さんでお送りしています。


今回のゲストは、山本さんにとって「お兄ちゃんみたいな人」だったのですが、「何度も飲みに連れて行ってもらってるのに初めて聞く話が多かった」とのことで、貴重なお話をたくさん伺うことができましたよ。


ということでゲストは、「肉汁餃子のダンダダン」オーナー、井石裕二さんでした!


井石さんは、“餃子居酒屋”という新しいブームを生み出した人物です。

どうやってその発想に至ったのでしょうか。

10年前、1店舗目として、焼酎がメインのダイニング・バーを経営していた井石さん。

お客様との会話の中で、「餃子を嫌いな人はいない」「なのに意外と餃子を食べるシーンがない」ということに気づきます。

そして、日本人は昔から「餃子+ビール」に鉄板のイメージを持っているのに、実際は、餃子をつまみにしながらビールをゆっくり飲める場所って、なかなか存在しないのではないか?そういうシーンがマーケットの中で抜けているんじゃないか?と考えます。


そうして誕生したのが、「肉汁餃子のダンダダン」です。

今でこそ餃子をメインにお酒を飲む店が増えてきましたが、10年前は、餃子を食べる場所といえば中華料理店しかないような時代だったんですね。

これが大当たり!

オープン初日から行列ができるほど人気となり、メディアにも取り上げられました。


1号店をオープンしたのが、2011年1月。

そこから現在、109店舗を展開している「肉汁餃子のダンダダン」。

食べに行ったことがある方、いらっしゃるのではないでしょうか。

山本さんもその一人で、とにかく「店員さんがめちゃくちゃ元気!ダンダダン!って感じ」と言います。

スタッフの雰囲気=お店の雰囲気。

井石さん曰く、そこは「教育」とのことで、声出しの練習など「めちゃくちゃやる!」とのことです。


元気で明るい雰囲気も「肉汁餃子のダンダダン」が愛される理由の一つなんですね。


そんな「ダンダダン」の接客マニュアルについても、教えていただきました!

お店では、お客様に必ず「最初」に言わなければいけないセリフがあります。

それは……


「餃子、何枚焼きましょうか?」


一言一句、間違わずに、必ず聞くこと。

なぜなら「ダンダダン」は餃子のお店。

まず餃子を食べてもらわないことには、他店との差別化ができません。

「ダンダダン」はあくまでも“餃子で飲む居酒屋”なんです。

例えば、「餃子焼きましょうか?」と聞かれると、「あ、大丈夫です」と答える人もいるでしょう。

でも「何枚、焼きましょうか?」と聞かれたら、「じゃあ○枚」ってなりますよね。

同じようなセリフでも全く違います。


また、人材教育の一貫として、イベントが多いこともお店の特徴です。

みんなでバーベキューに行ったり、深夜にクラブを貸し切って忘年会をやったり!

現代人はそういったコミュニケーションを嫌がる人もいますが、飲食店で働く人は、みんなでワイワイするのが好きな人たちが多いそうです。

きっと楽しい職場なんでしょうね、いいなぁ〜(笑)


そして、とくに重要な一大イベントがあります。

その名も「最強店舗」!

アルバイト・社員を含めた全スタッフの中から、ホール、餃子の焼き場、調理、ドリンクなどポジションごとに「一番すごい奴」を選んで、そのメンバーだけで営業するという期間限定の店舗です。

これはアガる!!

最強店舗のメンバーに選ばれることは社内では名誉なことですし、メンバー入りを目指して頑張って欲しいという部分もあります。

しかし、井石さんの一番の狙いは、スタッフに「会社の理想を体感してもらう」こと。

店舗が増えていくうちに、お店の活気だったり雰囲気だったり、言葉や文章などでは伝わらないものが出てきます。

それをスタッフみんなに体感してほしくて、「最強店舗」という年に一度のイベントを作ったそうなんです。


お話を聞いていた三戸さんから一言、「面白い社員さんがたくさんいそう」


確かに。「ダンダダン」の社員さんたちと一緒に飲みに行ったら楽しそうです!

実際、井石さんは、社員さんたちから「社長」と呼ばれておらず、「ゆうじさん」と下の名前で呼ばれているんですって(笑)

仲良しですね〜。


最後に、井石さんはこう語ってくれました。

「一瞬のブームよりも、コツコツと自分たちのやっていることを磨き続けて、長く続くお店になりたい」

井石さんのお店づくりの理念は、「街に長く愛される」お店づくりです。

飲食店は、街の風景をつくっている責任を持つこと。

そして、街の人たちに愛されて、細くてもいいから長く続けていくことが大事だと教えてくれました。


「餃子居酒屋」というブームの火付け役が言うからこそ、説得力がありますね。

餃子が食べたくなる放送でした!



★疑問・質問も募集中

この「お店ラジオ」では、三戸政和さんと山本博士さんへのメッセージもお待ちしております。

2人への質問、ちょっとした疑問、相談したいこと、番組の感想・応援・グチなど、何でも送ってきてください^^


メッセージの宛先は、omise@interfm.jp です。


それでは皆様、またのご来店お待ちしております!!


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12/19(日)9pm - 9:30pm

お店ラジオ supported by スマレジ

DJs: 三戸政和(事業投資家), 山本博士

メール: omise@interfm.jp

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