10/23(日)9pm - 9:30pm
今日も『お店ラジオ』にようこそ!
パーソナリティは、事業投資家の三戸政和さんと、スマレジ代表の山本博士さん。
ゲストは、株式会社焼肉ライクの代表取締役社長、有村壮央(ありむら・もりひさ)さんでした。
「焼肉ライク」は、2018年のオープン以降、“一人焼肉ブーム”を巻き起こし、今どんどん店舗数を増やしている人気店!
「焼肉のファストフード店」をコンセプトに、1人1台の無煙ロースターを用意するなど、
焼肉業態の弱点である「1人で行きにくい」という個食ニーズに対応したお店となっています。
一人焼肉を気兼ねなく楽しめる「焼肉ライク」。
店内の流れはどんな感じなのでしょうか? 有村さんに伺いました。
「何パターンかあるんですが、今後出店を増やしていこうと考えているパターンをお話ししますと、
まずお客様が入店。次にタッチパネルで注文。そして、フードコートのように呼び出しがかかって取りに行っていただく。
最後はセルフレジでお会計をする、といった流れで、ほぼほぼ非接触です」。
一人でサッと食べてサッと帰ることができる、そんな焼肉店なんですね。
しかし、無煙ロースターやタッチパネルなど、設備投資にすごくお金がかかりそうな印象です。
「オープンするときの初期コストは、物件取得費は色々変わってくるのでそれを除くと、
開業費なども含めて、20坪で4000万円くらいかかってきますね」と、有村さん。
わっ、やっぱり結構かかりますね!
それでも店舗を広げているということは、どこに秘密があるのでしょうか。
「焼肉ライク」の収益構造の特徴は、ズバリ!店舗オペレーションの簡略化にあると言います。
「人件費は非常に抑えられます。これは何故かというと、工場でカットしたお肉を店舗に届けていて、
店舗ではカットされたお肉をお皿に並べてタレをかけるだけ。調理はお客様がするので。
例えば、入ったばかりのアルバイトさんでも、すぐにオペレーションが回せる、そして調理はお客様がするので品質のブレが非常に少ない、
というような部分で、人件費を抑えています。その分、焼肉って素材勝負のものなので、素材に原価をかけて、またお客様に来て頂ける頻度を上げていこう…
というビジネス構造になっていますね」。
有村さんのお話によると、例えば20席の店舗の場合、アイドルタイムで2人、ピーク時でも4人と、通常の焼肉屋の70%くらいの人数で回せる、とのことです。
また、お店の「回転数」でいうと、
通常の焼肉屋では夜だけの営業で多くて2回転だということですが、
「焼肉ライク」は平均12回転!多い店舗だと18〜19回転くらいするそうです。
これはすごい!
そのため「焼肉屋を競合とあまり思っていない」と、有村さん。
「牛丼屋、ラーメン屋、ファストフード店が競合だと思っていますね」とのことでした。
焼肉に“ファストフード”という概念を取り入れた「焼肉ライク」ですが、これまでになかった新業態だとしても、
時間や単価がバッティングするお店は競合になり得る、ということですね。
現在、91店舗を展開中。
いまだ人気の勢いが衰えない「焼肉ライク」のアイデアにも、来週は注目します!
お聞き逃しなく〜!
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10/23(日)9pm - 9:30pm
DJs: 三戸政和(事業投資家), 山本博士
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