6/26(日)9pm - 9:30pm
いらっしゃいませ!
事業投資家の三戸政和さんと、スマレジ代表の山本博士さんでお送りする『お店ラジオ』。
ゲストは、先週に引き続き、「カレーハウス CoCo壱番屋」の創業者、宗次德二(むねつぐ・とくじ)さんでした。
さて、ココイチといえば、カレーの辛さやご飯の量を自分好みにできる「選べるシステム」ですよね!
このやり方、いつから考えていたのでしょうか?
宗次さんは「店を作ろうと決めた時から」と言います。
オープン当初より「ご飯を好きなだけ食べていただこう!」と考え、ご飯の量を100グラムきざみで設定。
そうと決めた宗次さんは、画用紙を用意し、普通の小盛り200グラムから順番に300グラム、400グラム…とメニューを書いていきました。
「そうしたら、1600グラムまで書けたんですね」
1600グラム!! すごい量です(笑)
「何を思ったか、これを食べ切れたら無料にしようと(笑)」
おおっ、いわゆる大食いチャレンジですね〜。
このシステムは評判を呼んで、宗次さん曰く「大変なことになった」のだとか。
あまりの人気で、やめるにやめられなかったそうです。
こうしてどんどん店舗を増やしていったココイチですが、先週のお話にもあったように、営業方針は「接客重視」。
「戦略なんてないです。その時々を一生懸命やる。私は市場調査もやったことないですし、出店場所の良い悪いの判断もほとんど感覚的なもの」という宗次さん。
スタート時の売上がどれだけ悪くても、「ニコニコ キビキビ ハキハキ」というココイチの社是通りの姿勢で、お客様第一にやっていけば、売上は徐々に上がっていくのだとか。
「それを3年くらいやったら地域の普通のお店と同じ売上、4〜5年やったら地域一番になっていくんです」
宗次さんの経営は、とっても長い目で見ていることに驚きです。
その後、53歳という早い段階で、社内の後継者に社長業を譲られた宗次さん。
ご子息に継いで欲しいとは思わなかったのでしょうか。
すると、「最初から一度も継がせようという考えはなかった」と言います。
「4号店の直後に生まれたので、こんな厳しい大変な商売を子供にやってもらいたいとか、やるべきだとか、そんな会話はしないでいこうと思ったんです。だから話し合ったこともないです」
喫茶店から始まり、カレーひとつでここまでお店を広げていく中で、たくさんのご苦労があったのでしょうね…。
そんな宗次さんにとって、お店とは?
「28年間、小さな店を出し続けて、ずっと楽しくて幸せで…。何をやるより、経営が楽しかった。そうやってお店の経営に集中できたからこそ、売上も順調に伸びて、今、後悔はほとんど無いですね」
いつもの質問に、宗次さんはこんなお返事をくださいました。
きっと宗次さんにとってお店は、人生そのものなのでしょう。
最後に、「カレーハウス CoCo壱番屋」は現在、ハウス食品と一緒に世界戦略を巡らせているのだとか。
目標は、100カ国2万店舗!
に、2万とはすごい…。
日本のカレーが世界のスタンダードになる日が来るかもしれませんね!
宗次德二さん、ありがとうございました!
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DJs: 三戸政和(事業投資家), 山本博士
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