ベトナムで成功を収めたピザレストラン「Pizza 4Ps」。クオリティコントロールはITで！次に狙うべき国は…？

4/2（日）9pm - 9:30pm

お店ラジオ supported by スマレジ

『お店ラジオ』にようこそ！

パーソナリティは、事業投資家の三戸政和さんと、スマレジ代表の山本博士さん。

ゲストは引き続き、ベトナムのピザレストラン「Pizza 4Ps」の代表取締役社長兼CEOの益子陽介さんと、妻で副社長の益子早苗さんでした。

今週も、海を渡ってベトナムでの収録！

その美味しさで今、ベトナムで大人気の「Pizza 4Ps」ですが、何十店舗もある中でどのようにしてクオリティを保っているのでしょうか。

「それこそ今、ピザカメラってのがあります」と益子陽介さん。

「焼いたピザを乗せるとオートで撮影して、1日500枚ぐらい撮るんですけど、それに対して、焼き加減が黒いものが多いとか、変形していないかなど、スコア化されて出てくるってのをやっています」とのこと。

すごいですよね！ピザカメラでピザの完成度を点数化することで、クオリティコントロールがしっかりされているんですね〜。

また、「ピザが何分で焼けるか」など、全て計測できるような環境を目指していると言います。

「今、トライアルとして２店舗で計測をやっています。この2店舗の差で、（ピザ作りの工程の）どこの部分で遅くなっているかなどが分かるようになっています。予測もできるので、この時間でこれをやれば何分で出てくるってのが出せます」とのこと。

というのも、「注文がこない」「いつくるの？」といった、お客さまのフラストレーションを減らしたいという思いがあるそうです。

そのため現在は、テクノロジーで、ピザ窯の状況や作業にかかる時間などの“見える化”を進めていっている段階なのだとか。

お話を伺うほど、「Pizza 4Ps」は全てに対してのこだわりがすごいと感じます。

さらに、益子早苗さんが、こんなお話をしてくださいました。

「あと連携ですね。サービスサイドとの。このテーブルのお客さまはもっとゆっくりでよさそう…とか。まだできていないんですけど、そこ（調理する人とサービスする人）をコネクトできるのがベストだなと思っていて。今、人間のスタッフでもできていないので、逆にいうと、じゃあそこはテクノロジーでできるようにしたいという考えがあります」。

なるほど！三戸さんもおっしゃっていましたが、ピザは焼きたての瞬間を食べたほうが美味しいので、食べるペースやテーブルの状況に合わせてタイミング良く提供してもらえたら、本当にありがたいですよね。ぜひ、実現してほしいです！

そんな「Pizza 4Ps」は今後、8月にインド、11月には東京に出店する予定。

何故インドなのでしょうか？

陽介さん曰く、「インドはものすごくチャンス」「ブルーオーシャンです」とのこと。

インドでは、まだ日本食があまり普及しておらず、そういった意味でチャンスがあると言います。またインドといえば、小麦の生産量が世界第2位、ミルクの生産量が世界第１位。小麦とミルクの国ということで、ピザがよく食べられている一方、サービスやチーズのクオリティがまだそこまで高くない状態なのだとか。「クオリティNO1には、今ならまだなれるチャンスはある。勝ち目はあるかなと思っています」と陽介さん。

ほかにも、「我々でいうと、生産地としてもすごく魅力的で、今後、世界一クオリティの高いフレッシュチーズを安価でつくるのはインドが一番マッチするんですよ」と、教えてくださいました。

小さめのスタンドなども合わせて「インドでは、まず1000店舗」というのが目標だそうです。規模が違いますよね。

そして、ついに日本にもやってきます！どんなお店になる予定なのでしょうか。

早苗さんがおっしゃるには、日本の素晴らしい生産者さんたちと協力し合い、「やりたいことが全部詰まっているブランドの旗艦店みたいな感じでやろうかなと思っています」とのことでした。

まさに凱旋帰国！パーソナリティ共々、スタッフ一同も非常に楽しみにしております。

ちなみに、いつも最後に伺っている「お店とは？」に対するご夫婦のお答えは、是非アーカイブをお聴きください。

今回ばかりは、音声でないと楽しさが伝わりませんから！（笑）

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