1/2(日)9pm - 9:30pm
『お店ラジオ』にようこそ!
今週も、事業投資家の三戸政和さんと、スマレジ代表の山本博士さんが、お店経営にまつわる秘訣を色々と聞き出してくれましたよ〜!
明けましておめでとうございます。
『お店ラジオ』のパーソナリティは、事業投資家の三戸政和さんと、スマレジ代表の山本博士さん。
今年も、お店をやっている方や、お店をやりたいと考えている方の役に立つような情報を発信していきます!
ということで、新年一発目のゲストは、広島にある『かき小屋 福山港店』のオーナー、丹下工(たんげ・たくみ)さんと、株式会社SHIFTの代表取締役、丹下大(まさる)さんでした。
タクミさんがお兄様で、マサルさんが弟さん。
「2人合わせて、丹下ブラザーズですっ」と、まるでお笑い芸人のようなご兄弟をゲストに迎えて、爆笑トークスタート!
お兄様のタクミさんが経営する「かき小屋」は、10月〜3月までのシーズン中にしかオープンしない期間限定のお店です。
オープン1年目、初月の月販は1800万円ありました。
すごい。
山本さんからの「利益は出たんですか?」という質問に対して、お兄様のタクミさんの回答はこう。
「オープンして1月後に、僕、ベンツ買ったんですよ!」
わかりやすい!儲かっていたんですね(笑)
初年度、かき小屋の席数は120席。アルバイトは50人、シフト制で1日20人配置。
牡蠣を焼くのに「炭」を使っていたため、人手が必要だったそうですが、この炭代に月100万円かかっていたと言います。
さて、ここで、なぜ弟のマサルさんも番組に呼ばれたのか?
もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、スタッフ50人、炭に月100万…なんだか嫌な予感しかしませんよね。
そう、お兄様のタクミさんのかき小屋は、2年目から、いきなり売り上げが3分の1になってしまいます。
しかし低迷しながらも、牡蠣シーズンの半年間、お店をなんとか切り盛りしました。
結果は、お兄様のタクミさん曰く、「もう首が回っていない」「仕入れ先にお金が払えない」。
気づけば借金2,000万円。
毎日、どうしよう…と悩んでいたそうです。
そこで登場したのが、弟のマサルさん!!
マサルさんはまず、1年目と2年目の「伝票整理」から始めました。
そしてデータを分析し、お兄様のかき小屋を次のように設計し直します。
●120席あった席数を半分の60席に。これで行列を作ります
●客単価を2,300円から3,000円に上げるため、メニューを「食べ放題」に変更。また、できるだけドリンクを注文してもらえるメニュー構成にしました
●アルバイトは50人もいらない
●一番コストがかかっている「炭」を止めて「ガス」に
弟のマサルさんは、
「平日昼間のお客様」
「平日夜のお客様」
「土日の家族連れのお客様」
この3つのペルソナに分けて、例えば店内に子供が遊べるスペースを設置。
テーブルには“牡蠣の焼き方の説明書”などを用意し、アルバイトスタッフのオペレーションが少なくて済む状態にしました。
そうして・・・・
かき小屋3年目、月の売り上げ1,500万円、営業利益400万円が出るように!
兄弟コラボで見事、V字回復を果たしました。
お兄様のタクミさんは、「弟が色々データを取ってくれて、流れを考えてくれた」と言います。
弟のマサルさんは、この経験を通して、飲食店は「人件費」と「場所代」だと断言します。
この2つを下げられたら、「絶対に利益は出る!」ということですよ。
まだまだ伺いたいことがたくさん!時間が足りない!続きは来週に持ち越しです。
★疑問・質問も募集中
この「お店ラジオ」では、三戸政和さんと山本博士さんへのメッセージもお待ちしております。
2人への質問、ちょっとした疑問、相談したいこと、番組の感想・応援・グチなど、何でも送ってきてください^^
ちなみに、『お店ラジオ』の「オリジナルステッカー」ができました!
山本さんのこだわりで、原価高いです(笑)
レジの裏に貼って剥がしても白くなりませんよ〜。
メッセージを採用させて頂いた方にお送りします。
どしどしお便りをお寄せくださいませ^^
メッセージの宛先は、omise@interfm.jp です。
それでは皆様、2022年もどうぞ宜しくお願いいたします!
---
1/2(日)9pm - 9:30pm
DJs: 三戸政和(事業投資家), 山本博士
メール: omise@interfm.jp
番組をradikoタイムフリーで聴く▼
https://radiko.jp/share/?sid=INT&t=20220102210000
「スマートニュース」APPからradikoへは、こちら▼