InterFM897のグローバル・ワイド・モーニング・ショー、The Guy Perryman Show!7:00〜8:00は、Guy PerrymanによるEnglish Onlyのプログラム。8:00からFriday Yoshikoことクリスウェブ佳子と一緒にお送りしました。
今日のゲストは、JAPAN TOURのため来日している「アコギの神様」、Tommy Emmanuel!
スタジオではギターを抱えながらのトーク、スタッフも思わず聞き入ってしまいました、、、演奏にトークに盛りだくさんなひと時でしたが、そんな放送の模様をクリスウェブ佳子が翻訳したので、改めて、Tommyさんの世界を皆さんも味わってみてください!
radikoタイムフリーで一週間は放送が聴けるので、こちらの翻訳と合わせてお楽しみください!
「幼い頃から数多くのショーに出演したもんで、ある日、まだ若かりしBee Geesのメンバーが同じ会場にいたんだけど、Barry (Gibb)のギタープレイを見ながら兄が言ってたよ、『あいつらに将来はないな』って(笑)。今じゃBarryは大親友さ!」
「進むべき道はギターだって目覚めてね、4歳の時にギターが欲しくて両親に買ってもらったんだけど、ファーストコードは母親から習得したんだ。彼女もミュージシャンだからさ。幼稚園の始業ベルが鳴ると同時に家に飛んで帰って、家で待ってた母と一緒にギターを弾いたもんだよ」
「ファミリーバンドを結成して1962年から3年間、オーストラリアのあちこちで演奏したんだ。白人を見たことのないアボリジニーの居住地にも行ったりね。素晴らしい体験だった。音楽は日常の一部でね、Beatlesがラジオから流れれば兄がギターで弾き始め、僕もそれに乗っかるって感じで」
「音楽と共に育つことが自然だったからレッスンを受けたこともなければ、楽譜を書いたこともないんだ。そういえば、Chet Atkinsに会ったことは人生のハイライトの一つだね。メルボルンに住んで居た時に彼から電話があってさ。『一緒にレコーディングしないか?』って!」
「僕のとってはChetはヒーローだし、あのChetだよ!?そんな申し出を断るわけがないだろう!だから「Mr. Guitar」という、Chetのニックネームをタイトルに冠した曲を急いで10分ほどで作って、娘が受話器を持つなか、弾いて聞かせたんだ」
「彼のオフィスに行った時、突然セッションが始まったことがあったんだけど、10歳の時に父を亡くした僕にとってChetは、父親のような存在でさ。僕が曲を作ったことをChetに伝えたら『ハミングできるか?』って尋ねられてね。曲は歌えることが大事だと教えてくれたのもChetなんだ」
「ある時、ホテルに到着してベッドに洋服を並べた時、ふと思ったんだけど。俺とともに旅する洋服たちのために1曲くらい音楽があっても良いんじゃないかと思って作ったんだ」(と言って"Traveling Clothes"という曲を披露。台本なしのライブインタビュー。Tommyさん、かなりの自由人です(笑))
「僕の旅の洋服たちもあちこち旅してきたけど、インド、チリ、アルゼンチン、南アフリカにはまだ行ったことがないね。待ちわびているファンのために是非行って演奏したいんだけどねぇ、色々と相手の情勢だったりこっちの都合がつかなくて」
「旅の最中にインスピレーションを受けて1つのコードから曲が1つ完成することもあるよ。そういえば12年を巡る中国ツアーの最中に、北京に刺激を受けて曲を作ったんだけど、4歳の娘にボイスメッセンジャーで送ったら、娘がその曲に"Wide Ocean"と名付けたんだ。4歳でだよ、すごいだろ!?」
最後は家族の話に移り、さらにギターパーカッションのスタイルが確立した経緯について。1970年代後半に日本人のギタリストと演奏をともにした時、彼がギターのボディを叩くのに影響を受けて、ギターをパーカッションのように叩くスタイルが生まれたそうです。
Tommyさんの名言:
"I’m a drummer who plays a guitar." / "Music is everything to me. It's running in my veins."
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5/24(金)7am - 10am
DJs: Guy Perryman, クリスウェブ佳子 (Thu & Fri)
メール: gps@interfm.jp
Tommy Emmanuelのインタビューと演奏を含む番組を、radikoフリーで聴く▼
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