嶋大輔「芸能界引退と復帰」「代表曲”男の勲章”に対する想いの変化」

8/22（木）深夜0am - 0:30am

DIGLOUNGE ～木原武藤の最近どう？～

木曜深夜24時に、30分限定でオープンするラジオの中の社交場「DIGLOUNGE」

お喋り好きのお客さまが集い、気になる話題を深掘りする店内。

常連客は、ディグラム・ラボ代表の木原誠太郎と、株式会社どにち代表の武藤真。

「DIGLOUNGE ～木原武藤の最近どう？～」は、ぜひグラス片手にお楽しみください。

【"漢"！嶋大輔が来店！】

今回ゲストにお迎えした嶋大輔さんは、81年にロックバンド「横浜銀蝿」の弟分としてデビューし、翌年「男の勲章」が大ヒット♪

リーゼントヘアーでツッパリの風貌から、カリスマ的存在として支持を受け、俳優・歌手としてマルチに活躍。

一時は芸能界を引退するなど、山あり谷ありでしたが、「男の勲章」の歌詞の如く、不屈の精神で復活されています！

そんな嶋さんは今年還暦のアニバーサリーイヤー！

先日はライブを行うなど、ファンの方々にとっても嬉しいアニバーサリーイヤーに、ニューアルバム「Memories and beginnings ～時を越えて～」を8月28日にリリース！

嶋さんのアニバーサリーイヤーのこれからはさらに盛り上がっていきます！

https://x.com/daisukeenjoy

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【代表曲「男の勲章」に対する想いの変化】

嶋：とあるドラマで歌が話題になりまして。歌番組に結構出させていただいてる時に、リクエストが「白い特攻服を着てリーゼントしてください！」っていうものが多くて。ある時期は絶対にやらなかったんですけど、ある人に説教を受けて「ちゃんとやらなきゃいけないな」っていうことで・・・

木原：なんで説教を受けたんですか？

嶋：変な意地ってあるじゃないですか？「男の勲章・嶋大輔」だ！と。「嶋大輔・男の勲章」じゃないのか？と。

木原：なるほど。

嶋：20代後半ぐらいから35歳くらいまで変な意地があって。「歌わない！」っていう。

木原：やらないぞ！と。

嶋：「俺にはリーゼントしか無いのか・・・？」と。「髪の毛切って普通のお芝居をしているのに」っていう変な。今考えるとすごい変なプライドが出てきちゃってですね。それを先輩に「お前、最近全然やらないね。」なんて言われて。「いや、やらないですよもう！」って言ったら「なんでだ？」って言われて、説明をしたらすっごい怒られました！

一同：笑笑

武藤：怒られるんですね。

嶋：怒られました。「バカじゃねえの？じゃあ芸能界やめろよ！」って言われて。その理由が、要は「年間どれだけ新人のタレントや歌手が出てきているんだ？その中で売れる人って何人いるんだ？売れて"代表曲"って言われているものを持っているアーティストって何人いると思っているんだ？」と。

2人：確かに・・・

嶋：それで、「何年経っても求められる曲を持ってるお前って、じゃあ何者だよ？」って凄い怒られて。そこでふと気づいたんですね。「ああ、そうだな。求められる曲を持っている人ってそう居ない。バラエティやCMなど、いろんな場所で使われる楽曲を持っているっていうのは、山下達郎さんか俺かな？」みたいな

一同：笑笑

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【嶋大輔、芸能界引退から再起動へ】

木原：この番組は「最近どう？」と「再起動」をかけているんです。失敗からどうやって立ち上がるか？という事をテーマにしているんですけど、嶋さんのお話を聞けば聞くほど、ドンズバなゲスト！芸能生活40年以上されていて、いろんなことがあったと思うんです。

武藤：山と谷があったと思いますが、「谷」から・・・

嶋：谷はなんと言っても、2013年。ぶっちゃけですよ？神輿担ぎ上げられて「調子に乗った」っていうところもあるんですけど、いじめ問題について、テーブルの上じゃなくて経験者やったらいいんだと。「助けてあげてください！」みたいに言われて「そっかあ。俺にそんな国が変えられるんだったら」みたいになりまして。

木原：変では無いですよ！全然！

嶋：でも、3回断っているんですよ。「無理無理！」と。でも色々あって「出る」と言ったんですけど、出なくなっちゃって・・・

木原：これね、軽く解説すると2013年に芸能界を一度引退されて「政界進出」ですね。その後ってことですね。

嶋：まあ、ちょっと色々ありまして。芸能界しかやってきてない人間がポンっと引退して、選挙にも出れない。仕事もない。本当に頭が真っ白になりましたね。

木原：2年間休止されていたってことですよね？

武藤：一切、何も出ずですか？

嶋：引退会見を徳光さんの司会でやっていただいたので。本当申し訳なかったです。

木原：その後、営業マンとかされていたり、色々されてますよね？

嶋：そうです。本当に仕事がないんで。それでずっと対人恐怖症みたいな状態になっちゃったんですよ。見ていると「俺が悪いことをしているんじゃないか」みたいなことに陥ったりとかして。そんな状況でも、女房も何も言わなかったので家にいるのが辛くて、「仕事のことで話してくる」って言って何もないのに出ていって。本当にドラマみたいに公園にいたりとかしてた時代もあったんですよ。

武藤：そこから、もう一度戻るっていうのは・・・

嶋：それは、やっぱり人生はお金って大切ですけど、その時思ったのは「やっぱり人だな」と思いました。「友だな」と思いました。

木原：友ですね・・・

嶋：同い年の「中野英雄」っていう役者がいるんですが、同級生で。僕「龍が如く」っていうゲームが大好きで、新しいのが出たからやっていたんですけど、キャラクターのメインに「中野英雄」がいたんですよ。それがものすごいジェラシーというか・・・

2人：ああ・・・なるほど！

嶋：羨ましかったんですよ。それで引退してから一回も芸能界の友達には「恥ずかしい」っていうのもあるので連絡をしてなかったんですけど、なんかその時電話しちゃったんですよ。そうしたら「電話するの遅いんだよお前！ちょっと来い！」って言われて、新宿のホテルに呼び出されまして。

木原：もう龍が如くですね！メチャクチャ怖いじゃないですか！

嶋：それで色々話していて「お前何やってるんだよ！早く戻って来い！待ってるんだよ！」ってそこで言われて、「待ってる」・・・連絡を取ってもないのに、不義理しているのにそういうことを言ってくれたっていうのはものすごく嬉しかったですね。「本当に戻っていいのか？」っていうのは自問自答したんですけど、「一緒にうちの事務所に入ってやろうぜ！俺のこと助けてくれよ！」って言ってくれて。「俺では助けにならないけど、ここまで言ってくれるんだったら戻ってもいいのかな」って。

2人：胸熱だ・・・

嶋：今はないんですけれど、中野の当時の事務所に入らせていただき、復帰会見をさせていただいて。

木原：戻るべくして戻ったんだと思います。

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【嶋大輔ニューアルバム『Memories and beginnings 〜時を越えて〜』】

2005年発売のオリジナルアルバム『夜露死苦戦極襲』から約20年の時を経て待望のミニアルバムを8月28日（水）発売！

https://tower.jp/item/6410360/Memories-and-beginnings-~時を越えて~

嶋さんの最新情報など、詳しくはサイトやSNSをチェック！

https://ymn.tokyo

https://x.com/daisukeenjoy

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放送のロングバージョンをAuDeeでアーカイブ配信しております。