株式会社どにち代表・武藤真が語る「幸せになる権利」と「失敗のしかた」

7/4（木）深夜0am - 0:30am

DIGLOUNGE ～木原武藤の最近どう？～

木曜深夜24時に、30分限定でオープンするラジオの中の社交場「DIGLOUNGE」

お喋り好きのお客さまが集い、気になる話題を深掘りする店内。

常連客は、ディグラム・ラボ代表の木原誠太郎と、株式会社どにち代表の武藤真。

「DIGLOUNGE ～木原武藤の最近どう？～」は、ぜひグラス片手にお楽しみください。

第14回目の放送も、恵比寿の居酒屋「鶏焼みどり」で収録🍻

木原さんもよく訪れる「鶏焼みどり」

渋谷区東で宮崎県産の新鮮な赤鶏が食べられるお店で、鶏焼肉と鶏刺身が評判です✨

今回は、編集&ライターの長谷川華さんをお迎えして、DJムトゥーの本出版に向けて作戦会議だ📚

【どんなテーマが本として出版できるのか】

今回ゲストにお迎えした長谷川華さんは、編集・ライターをされており、木原さんの本をこれまで3冊担当。

その他にも、女性誌で取り上げることの多いテーマを扱った書籍やビジネス書、企業の広報誌など、編集をメインに幅広く担当されています。

今回はそんな長谷川さんに、「本を出したい！」と考えていたDJムトゥーがプレゼン(？)していきました。

木原：書籍をつくるにあたって華さんに聴きたかったのは、本にするときに「何が良いのか悪いのか」。

長谷川：「時代のニーズに合ってるか」。読者がいないと本は買ってもらえないので。あと、この本を世の中に出して「役に立つのか」。求められている量が多ければ多いほど売れる本になるけど、突発でヒットが出れば良いってものでもなくて、たくさん売れなくても世の中に必要だったら、それは届ける意味があるのでその2方向。一番良いのは両方ですよね。

武藤：そういうのって、どうやって見つけると言いいますか。

長谷川：編集者っていう人たちは、皆それを常に探してます。

武藤：私の話ですと、借金6億で破産したわけですよ。破産する過程っていうのもあるかもしれないですけど、破産してサラリーマンとかもやったんですけど、今会社やって10年目。破産した時にはうつ病にもなりましたし、色々逃げ回りましたし。それを反省して、ラジオのテーマでもある「再起動」をして、今はちゃんと会社をやってます。1回大失敗をして、精神的にも追い込まれ、病気にもなってから、「復活」しましたっていうお話が読みたい人っているのかしら・・・

長谷川：いると思いますよ！その復活する過程のプロセスが、きっと皆知りたいと思うんですよね。すごい苦労もされたと思うので。そこって今、落ちてしまっている人とか、うつ病の人とかにとって、すごく希望になると思うので。それは、自分がどうしたら良いかわからない人。例えば破産して、どうやって這い上がれば良いのかわからない人にとっては、すごく学びになると思います。

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【武藤真が世の中に伝えたいこと】

長谷川：ムトゥーさんが、これまでの経験を経て、一番世の中に伝えたいことってなんですか？

武藤：社会的な問題とか個人の問題っていう、違う側面の同じ課題として「失敗をしても幸せにはなれる」っていう。失敗して絶望して、自分の人生を絶ってしまったりとか、諦めたりとか、何かできなくなったりとか、そういう人ってたくさんいると思うんです。そういう大きな失敗をしても、形は違うかもしれないし、やり方も違うかもしれないし、もしかしたら全然違う世界かもしれないですけど、「自分が幸せになる権利」は失っていないと思っていて。

長谷川：生きてる限りね。そうですね。

武藤：どんなに大きな失敗をしても、自分が幸せになる権利はあるし、努力によって実現できる。「失敗で絶望しないでほしい」

長谷川：ニーズはあると思いますね。

木原：失敗が多い世の中だから、もちろん成功する方が難しいんですよ。うまくいくことなんてほぼ無いじゃないですか。その感じを伝える人として、ムトゥーは適任だと思ってるし、思いっきりミスってるかと言ったら、頑張り屋だからうまく行ってるんですよ。

武藤：まあまあ、今はね！それはなんでかって言うと、一回失敗してるから。何かに賭けて、何かを失敗して、人生崩れちゃうぐらいだったら、自分のやりたいことを色々やって、「一個潰れても一個あるし」ってやっていたら、全部潰れないみたいなことがあると思うんです。「失敗のしかた」もあると思います。

長谷川：お！なんかそれも面白いかもですね。失敗のしかたね！それも学んだことですし。

武藤：立ち直れる失敗・立ち直れない失敗、あとは・・・

木原：失敗学ね。

長谷川：失敗学もいいかもしれない！

武藤：失敗もそうですし、大失敗からの「精神的な立ち直り方」って随分違うんですよ。「同じように成功しよう」「同じように復活しよう」とすると、絶対復活できないんですよ。硬くなって変なこだわりになって、手段と目的が入れ替わっちゃって、本来幸せに生きたいのに、昔を取り戻すっていう手段が目的になっちゃうから。なので、失敗しないようにするのもそうですし、でも失敗ってするじゃないですか。

木原：失敗したほうがいいんじゃない？

武藤：「失敗した時にどうするか」の方が僕は大事だと思います。