毎週土曜お昼12時からの『TOKYO DANCE PARK』。
12月26日にゲストでお迎えしたのは、Shigekixさん!
今年11月に開催された、世界最高峰のブレイキン1 on 1バトル『Red Bull BC One World Final 2020』で見事世界チャンピオンを勝ち取ったダンサーです。
RYU (以下、R)「まずはおめでとうございます!」
Shigekix (以下、S) 「ありがとうございます!僕がブレイキンを始めた時からずっと目標にしていた大会だったので、まずこの大会で優勝できたことをすごく嬉しく思っています」
R「改めて、Shigekixくんの口からRed Bull BC Oneはどんな大会なのかを教えていただけますか?」
S「わかりやすく言うと、ブレイキンをやっているB-BOY、B-GIRLの世界中の人が、人生で一度でもその舞台に立ちたいということを夢見て毎日練習しているような、みんなにとっての世界一を決める一番でかい大会になります」
R「そうですね。Red BullはドリンクのRed Bullなんですけど、飛行機から、MC、DJ...いろんなものでかっこよさを追求していて、そのブレイキンの大会で、しかも、世界一ですよ!そこに行くまではどのくらいのプロセスがあるんですか?」
S「自分の地元から始まり、僕は出身が大阪なので、近畿大会、日本全国での大会、そしてアジア、世界...と。で、気づいたらここまできていたという」
R「どのくらいで俺は世界にいけるって思っていましたか?」
S「結構僕は世界大会に出る機会が多くて、キッズのカテゴリーだったんですけど。そのくらいから周りの方達も年齢が上がるにつれて『BC Oneに向けて頑張って!』って声をかけていただくことが増えて」
R「どこで開催されたんですか?」
S「今年のBC Oneはオーストリア、Red Bullの本社があるところですね」
R「コロナの中、環境的にはどんなものでしたか?」
S「今年は無観客っていう形での開催で、僕たちにとってはすごく環境が変わった状態での開催ではあったんですよね」
R「やっぱり観客の歓声があるのとないのとでは違うんじゃないの?」
S「全然違います。その空間にあるものからインスピレーションやエネルギーを受け取って自分がそのエネルギーをダンスを通してアウトプットするっていう相乗効果みたいなものを大事にしているので、そのひとつの大事な要素 "観客"がないっていうのは大きかったですね」
R「そうだよね...」
R「今ラジオを聴いている人で、ダンスをよく知らない人や、オリンピックの種目になったから注目して見るようになる人に、ブレイキンの楽しみ方をShigekixくんから教えてもらえますか?」
S「僕たちがやっているブレイキンをやっている人たちをB-BOY、B-GIRLって呼ぶんですけど、そのひとりひとりが全く別々のスタイルを持っていて、僕は僕の強みとか見せ方があって、相手の人はまた別のスタイルがある。その各々の強み同士をぶつけあって勝敗を決めるっていうのが僕たちのやり方なので、もちろん勝敗もすごく大事なんですけど、それ以前に、この人はどんな踊り方なんだろう?どんなスタイルで、どんなことを大切にして踊っているのかなっていうのが、見れば見るほど見えてくるので」
R「1 on 1の場合は、目の前にいる敵に対してどんな技をするかっていうのも面白いのかもね」
S「そうですね。カードゲームみたいなイメージで、組み合わせによって、この人と当たるから強みを発揮できるけど、違う人と当たったら意外と発揮できなかったり...っていうことも起こってくるんですよね」
R「面白いですよね。ぜひ見てもらいたいです」
こうして盛り上がったお話は、詳しくはradikoのタイムフリー機能を使って1/2(土)まで聴くことができます。 [→ コチラ!]
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12/26(土)12pm - 2pm
DJ: MC RYU
メール: dance@interfm.jp
ハッシュタグ: #dance897
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