毎週土曜お昼12時からの『TOKYO DANCE PARK』。
1/25のゲストは、ダンスエンターテイメント集団 梅棒のリーダー、今人さん!
10回目の単独公演『OFF THE WALL』に向けて、準備の真っ只中の梅棒。今回は、2020年2月6日(木)~2月16日(日)新宿のこくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロで開催されます。ダンスとJ-POPだけで伝える、ミュージカルに近いダンスエンターテイメントは、初めて見ても全力で楽しめる舞台となっています。
今回は、ダンサーと働き方についてのテーマでも今人さんにお話を伺いました。
RYU「正直、ダンサーの仕事を時間で区切るのは難しいと思うんですが、オンとオフはどういう風に切り替えてる?休みの日ってどのくらいあるの?」
今人「休みの日…正直なくて(笑)。何かの空いたスケジュールの時に違う打ち合わせが入っちゃうんですよ。だから、無理やり 『この期間は何も入れない!』ってやらないと空かないです。ただでさえ、週末に働く仕事だから、なかなか難しいですね」
RYU「チームとしても長くやってきた中で、働き方は変わるもの?」
今人「変えようとはしましたね。体力がやっぱり20代の時と比べて続かないから。深夜とかに練習することも無くなりましたし、なるべく午前中に作って午後にリハーサルをするっていう生活になってきたかもしれないですね。自分でコントロールしないと、いつまででも仕事ができちゃうし、倒れちゃうから。気をつけないといけないですね、ダンサーは」
RYU「今人からして、ダンサーの働き方がこう変わるといいなって思うところは何かあります?」
今人「振付け師っていう仕事をよくやっているんですけど…舞台を振り付けたり、映画とかもそうですけど。ダンスってまだ権利っていう部分でもう少し認められるといいなっていう余白があって。例えば、舞台のために振付をするじゃないですか。で、それがDVDになったとしますよね。作家とか俳優とかは、DVDが売れた分だけ二次使用料っていうのが入るんですよ。でも、ダンスにはその権利がないから…二次使用料が入ることは基本的に少ないんですよね。これをなんとかしてくれって訴えているんじゃなくて、ダンサーの振付にその価値があるなって思ってもらえるように世の中に認めさせていかないといけないなって。でも、MIKIKOさん(Perfumeなどの振付を担当)とか、Akane(登美丘高校のバブリーダンスで一躍有名になった)とかが振付っていうものの価値を高めてくれていると思っていて。振付っていうものでコンテンツの価値が上がるって認めさせることができれば、当然二次使用料も払うべきだよねって風潮になると思うので。そうすると、働く時間も変わってくると思うんです。余裕ができてくるから」
RYU「そうだね。それはその価値があるでしょう。振付を作るのはさ、歌詞を考えたり曲を作るのと同じくらいエネルギーを使うし、クリエイティブじゃないといけないでしょう?」
今人「はい。現場で振りを入れているだけじゃなくて、家に帰ったり、自分の時間で作っているから。そこもお金に換算しなきゃいけないので、そこは頑張って主張していかなきゃいけないし、変えていきたいところだなって思っています」
RYU「そこはこの番組でも応援します!」
こうして盛り上がったお話、詳しくはradikoのタイムフリー機能を使って2/1(土)まで聴くことができます。
ぜひチェックしてみてください [→ コチラ!]
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1/25(土)12pm - 1:49pm
DJ: MC RYU
メール: dance@interfm.jp
ハッシュタグ: #dance897
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