Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、様々な話題を引き出していく。
第5回は、レギュラーDJのemmaが休みのため、フリースタイル・バスケットボーラー/タレント/モデル/ラジオDJのZiNEZ(ジンジ)がピンチヒッターを務めた。ゲストはTikTokをきっかけに「魔法の絨毯」がヒットしたシンガー・ソングライターの川崎鷹也。2人とも父親が音楽に関係した仕事をしていたという共通項にシンパシーを感じつつ、川崎の音楽ルーツに迫った。

TikTokでのヒットは全くの予想外

ZiNEZ:

川崎さんが、音楽を始めたきっかけは?

川崎:

僕は栃木県那須塩原市の出身で、那須は別荘地ではあるのですが、遊ぶ場所が本当に何もなく。ボーリング、カラオケ、駅に溜まる、の三択しかなかったんです。

ZiNEZ:

青春の歌詞に織り込まれそうな三択ですね(笑)。

川崎:

(笑)。カラオケは友だちとよく行っていて、歌うこと自体は好きだったんですけど、それを自分の職業とか生業にしようとはまったく考えていなかったんです。それで高校3年生の文化祭の時に、余興として体育館のステージで親友と2人で歌ったら、その時に見た景色、友だちや先生の反応がすごくうれしくて。もっと大きなステージで、もっとたくさんの人に聴いてもらいたいと思ったのがきっかけです。

ZiNEZ:

文化祭に出ようと言い始めたのは、どちらからだったのですか?

川崎:

どちらともなくです。親友は芸人になりたいと言っていて、僕は何となくミュージシャンになりたいと思っていたけど、踏ん切りが付いてなくて。でも、夢を叶えるには東京に出るしかない。東京で好きなことをやるなら、その前にちょっとステージに立ってみようみたいな感じでした。それで2人とも上京して、今ブースの外で聞いているマネジャーがその親友で、マセキ芸能社にも在籍して芸人をしながら僕の活動を手伝ってくれています。

ZiNEZ:

そんな川崎さんが、TikTokをきっかけに注目を集めたのは、まさかのできごとだったでしょうね。

川崎:

まさかでした(笑)。

ZiNEZ:

「魔法の絨毯」がTikTokでバズることは、全く狙っていなかったのですか?

川崎:

全くです。狙うも何も、僕はTikTokをやっていなかったですから。僕の知らないところで、みなさんが「魔法の絨毯」を使って動画をあげてくださっていて、ある時地元の友だちから「TikTokでおまえの曲が、よく流れてくるぞ」と教えられて。そこで初めてTikTokをダウンロードして動画を見たら、いろんな方がカバーしてくれていたり、僕の曲でダンスを踊ってくれていたんです。

特に好んで聴いたのは、高橋優さん、秦 基博さん

ZiNEZ:

音楽を意識して聴くようになったのは、いつからですか?

川崎:

親父が栃木でライブバーを経営していて。

ZiNEZ:

音楽とすごく近かったんですね。実は僕も似ていて、僕の父親は翻訳家なんですけど、若い頃はベーシストをやっていたんです。音楽にすごく詳しいから、赤ペン先生じゃないけど「それは違う」とかいろいろ言われて、それで音楽に対する興味がそがれてしまって音楽の道には進みませんでした。でも音楽には魅力を感じていたので、楽器ではなく体で表現する方法を選んで、フリースタイル・バスケットボーラーになったんです。川崎さんは、そういうのってなかったですか?

川崎:

僕の父親はライブバーをやってはいたけど、プレーヤーではなかったので音楽的な知識や技術はないんですね。ただ音楽が好きなオッチャンみたいな(笑)。だから、うるさく言われることはなかったです。

ZiNEZ:

学生時代はどんな曲を聴いていたんですか?

川崎:

いろいろ聴いていましたが、主にJ-POPで、特に好んで聴いていたのは、高橋優さん、秦 基博さん、Mr.Childrenさん、サザンオールスターズさんなどです。

ZiNEZ:

お父さんがライブバーを経営されていたのだから、70'Sの洋楽とか、もっといろいろな方向にいきそうですけど。

川崎:

4歳上の兄が、その方向にいきました。洋楽のパンクやブラックミュージック、V系、ボカロ系など幅広く聴いていて。男兄弟特有の感覚で、「兄貴がそっちに行くなら俺は行かない」みたいな。

ZiNEZ:

そういうの、あるんですね。兄貴がいろいろな方向にいったから、逆にJ-POPど真ん中に行けたという。

高橋優の「少年であれ」が背中を押してくれた

ZiNEZ:

川崎さんの人生にインパクトを与えた曲は何ですか?

川崎:

高橋優さんの「少年であれ」を聴いて、東京行きを決意しました。“流行は明日にはなくなるよ、だからやりたいことをやりたいようにやりなよ”と歌っている曲で、シンプルでメッセージ性のとても強い楽曲です。

ZiNEZ:

「少年であれ」というタイトルが、すごくいいですね。

川崎:

はい。実家の自分の部屋のベッドに寝転がりながら聴いていたら、何か、歌詞がスッと入ってきて。ふと「東京に行こう!」と思ったんです。

ZiNEZ:

すごい。そんなインパクトを与えてくれたんですね。

川崎:

両親も最初は驚いていたけど、うちは基本的に放任主義だったから、父親も「好きにすればいい」と。ただ、「そんなに甘い世界じゃない、自分で責任を負う覚悟があるならやりなさい」と言ってくれたんです。

ZiNEZ:

何も決めつけられていない感じで、すごくいいですね。今回は川崎鷹也さんをゲストにお招きしましたが、初対面でもこんなにシンジケートできて、重なれて、すごくうれしかったです。本当に楽しかった。来週も川崎さんと、何も決めつけないをテーマにトークを展開します。お楽しみに!

ZiNEZ
ZiNEZ
1990年生まれ、日本とカナダのハーフ。東京都出身。
2004年にバスケットボール選手を目指しカナダのVictoriaへ。カナダでフリースタイル・バスケットボールを始め、2008年、2009年に日本で行われた「フリースタイル・バスケットボール日本一決定戦」において、史上最年少優勝記録と初の連覇を成し遂げる。
海外のバスケットボールショーのほか国内でタレント、モデルなどインターナショナルに活躍するフリースタイル・バスケットボーラー。
川崎鷹也
川崎鷹也
1995年栃木県生まれ。2018年にアルバム『I believe in you』をリリースして、本格的にシンガー・ソングライターとして活動を開始。
2020年に同作の収録曲「魔法の絨毯」がTikTokで人気となり、同曲を使った動画が2万7千本以上アップされ、動画のトータル再生回数は約2億7千万回以上を記録。「魔法の絨毯」は、Spotify「バイラルトップ50」で1位を獲得、LINE MUSIC「アルバムトップ100」で1位にランクイン。2021年1月には、シングル「サクラウサギ」を各種配信サイトでリリース。
7月にリリースされた、松本 隆 作詞活動50周年トリビュートアルバム『風街に連れてって!』に、「君は天然色」のカバーで参加した。

PRESENT毎週豪華プレゼント!応募方法はTwitterでのフォロー&リツイート

川崎鷹也さん直筆サイン入り「トポチコ ハードセルツァーオリジナルTシャツ」に、トポチコ ハードセルツァーのアサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類のフレーバーを24本セットにして、番組をお聞きの方3名様にプレゼント。

さらにトポチコ24本セットのみを7名の方にプレゼントします。

ご応募方法は、InterFMの公式Twitter(@InterFM897)をフォロー&該当ツイートをリツイートするだけ。
詳しくはInterFMの公式アカウントをご覧ください。
また、ご応募は20歳以上の方に限りますのでご注意ください。

トポチコ ハードセルツァー 24本セット
(アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類×各8本)
+川崎鷹也さん直筆サイン入り「トポチコ ハードセルツァーオリジナルTシャツ」のセット 3名様

トポチコ ハードセルツァー 24本セット
(アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類×各8本)
7名様

ARCHIVES番組アーカイブ