Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、様々な話題を引き出していく。
第2回目は、先週に引き続き石野卓球を迎え、海外のクラブ事情や電気グルーヴに勇気を与えた存在など聞いた。
ベッドルームで作った音楽が世界中でヒットする夢のある時代
今週も『教えて卓球先生! 夏休みテクノ講座』を続けていいでしょうか?
いいとも!!
卓球さんが若い頃は、テクノってどういう存在でしたか?
それまではメジャーレーベルとかの大きな資本がなければ、音楽を表現するのは難しかったんだけど、インディーズのシステムがちゃんとできて。その辺にいるウィークデーは普通に仕事をしているあんちゃんが、ベッドルームで作った音楽が12インチレコードになって世界中でヒットしたりする、そういう夢のある時代でした。
すごい! 当時はどういう人が聴いていたんですか?
クラブにもいろんな側面があるけど、ドレスアップして行くようなクラブとはまた違っていて。裸のやつが多かったですよ。半裸のやつがガシガシ踊っているという。
へぇ~。でも、それも楽しそうですね(笑)。
黎明期と言うか、どんなことでも始まりの頃って混沌としているじゃないですか。それがどんどん整理されて、細分化していく。だから、当時はすごく面白かったですよ。
ネットでは分からない世界を五感で経験してほしい
今まで行った国で、楽しかった場所ってどこですか?
圧倒的にドイツが多いんですけど、スロベニアは良かったですよ。旧ユーゴスラビア。イタリアの隣、地図で言うとブーツの膝の裏のあたりにある(笑)。
あ〜はいはい(笑)。
小さいけど、すごくいい国で。1年中スキーができて、海水浴場もあるんです。あとね、女の人がすごくきれい!
ああ、大事ですね(笑)。クラブもきれいな人が多かったんですか?
そうそう。それにクラブの規模がすごくでかくて、体育館4つ分くらいのところに、毎週末びっしり人が集まるんですよ。全員ドレスアップして。それなんだけど、音楽はめちゃめちゃアンダーグラウンドのハードコアテクノだったりするのが面白くて。
楽しそう〜!
90年代〜2000年代前半の話ですけど、そこはすごく良かったですね。僕も好きでDJしによく行って、遊びにも行っていました。
これはテクノに関係無いんですけど、私は今27歳なのですが、20代のうちにやっておいたほうがいいことってありますか?
20代に限らず、今は難しいけど、いろんな国を見ておいたほうがいいとは思います。
私もコロナになる前は、一人旅でそれこそドイツやイギリス、アメリカなどに行ったんですけど、今は全然行けなくて。自分のインプットができる場所がなくなってしまって。
ネットで海外のことを知ることはできるけど、実際にその場で、皮膚で感じるものとか匂いとか、五感で得られるものは多いから、違う環境に行くのは絶対いいよね。
瀧が人前に出る最初は“FUJI ROCK FESTIVAL”で
私、バンド形態のライブは見たことがあったんですけど、“RISING SUN ROCK FESTIVAL 2018 in EZO”で、初めて電気グルーヴのライブを見て衝撃を受けました。
ドラムがいねえぞ、と。あと、何もしてないやつがステージにいる、と(笑)。
いやいや(笑)。聴覚的にもですけど、視覚的にも面白くて。ライブを見て楽しいとか曲がいいと思うことはあったけど、面白かったんですよ。面白くて興奮しちゃうみたいな。
最高の褒め言葉です。まさにうちらが望んでいる感想は、「楽しかった」「面白かった」「何も覚えてない」なので(笑)。
本当に楽しすぎました。そもそもライブの演出って、どうやって決めているんですか?
うちは特殊で、例えばギタリストが前に出て弾くとか演奏している姿を見せるというものでもなくて。ステージに1人、治外法権の中年太りのおじさんがウロウロしているんです。
(笑)。
僕らが90年に初めてメジャーレーベルと契約した時に、1stアルバムのレコーディングでマンチェスターに行ったんだけど……その頃はマッドチェスター・ムーブメントというのがイギリスで起きていて。そのブームの中心的なバンドがハッピー・マンデーズで、彼らもステージで演奏しないベズというメンバーがいたんです。客代表と言うか。
客席を盛り上げる役という。
盛り上げない時もあって(笑)。うちらはそれを目指していたわけじゃないけど、マンチェスターでハッピー・マンデーズのライブを見た時にベズを見て、それにすごく勇気づけられたと言うか。でも、そういう存在を説明するのが難しくて。
確かに。今までいないですもんね。
音楽学校ではギターとかキーボードとかコースがあるけど、ベズと(ピエール)瀧は無いんですよ(笑)。
瀧さんって俳優のイメージが強かったから、初めて電気グルーヴのライブを見て、かっこいいなって思ったんです。こんなに客席を盛り上げてすごいなって。
映像とかサウンドの感じとも合っていて、でも何もやっていない。それが、うちらが目指したものなんです。
新しいと思って興奮したのを覚えています。
ありがとうございます。まんまと騙されましたね(笑)。でも、いい楽しみ方だと思います。最高です。
さて、電気グルーヴは“FUJI ROCK FESTIVAL '21”への出演も決まっていて、しかも最終日のGREEN STAGEで大トリ。今からすごく楽しみです。
瀧が人前に出る最初は、“FUJI ROCK FESTIVAL”と決めていて。
本当は去年出る予定だったんだけどコロナでキャンセルになってしまったので、もしも今年もまたキャンセルになったら、もう1年待たないといけないんですよ(笑)。
絶対開催してほしいです。
ということで卓球先生、2週にわたって本当にありがとうございました。
卓球さんからいろいろお話を伺って、20代のうちに旅に出るとかいろんな国を見るのがいいと言っていただいて。私自身もこういう世の中になる前は、旅をすることが人生のルールだったのですごく通じるものを感じて。自分がやって来たことは間違っていなかったんだなと思いながら、すごく背中を押された気持ちになりました。あと、瀧さんとの絆がすてきでした。“FUJI ROCK FESTIVAL '21”もありますし、それ以外のいろんなところで電気グルーヴのライブを見るのが楽しみになりました。
- 石野卓球
- テクノユニット・人生(ZIN-SÄY!)を経て、1989年に電気グルーヴを結成。
1995年に初のソロアルバム『DOVE LOVES DUB』をリリースし、これまでに12枚のオリジナル・アルバムのほか、DJ-MIX、コンピレーションなど数多くのアルバムをリリース。
DJとしての活動も行い、1998年ベルリンで開催された世界最大のテクノ・フェスティバル“Love Parade”のFinal Gatheringで150万人の前でプレイ。YMO、m-flo、ニュー・オーダー、チャットモンチー、サカナクション、MAN WITH A MISSIONなど国内外のアーティストのリミックスを手がけるほか、SMAP「SMAPのポジティブダンス」の作曲、V6「刹那的 Night」の作詞作曲も行う。日本最大の大型屋内レイヴ“WIRE”やレーベル「Loopa」などを主宰。
DJ、プロデューサー、リミキサーとして多彩な活動を行っている。
毎週豪華プレゼント!応募方法はTwitterでのフォロー&リツイート
トポチコ ハードセルツァー(アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類)各8本ずつ、合計24本セット
+石野卓球サイン入り「トポチコ ハードセルツァー・オリジナルTシャツ」のセットを3名様に
トポチコ ハードセルツァー(アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類)各8本ずつ、合計24本セットを7名に
プレゼントします。
ご応募方法は、InterFMの公式Twitter(@InterFM897)をフォロー&該当ツイートをリツイートするだけ。
詳しくはInterFMの公式アカウントをご覧ください。
また、ご応募は20歳以上の方に限りますのでご注意ください。
【10名様にプレゼント】
— InterFM897 (@InterFM897) August 5, 2021
Topo Chico Hard Seltzer @TopoChico_JP presents『Syndicate Radio』
🅰️3名
・#石野卓球 @TakkyuIshino 直筆サイン入り #トポチコ Tシャツ
・トポチコ 24本セット
🅱️7名
・トポチコ 24本セット
応募▼@InterFM897をフォロー&本ツイートをRT#interfm897#シンジケートラジオ pic.twitter.com/qJmRnaOaJA
トポチコ ハードセルツァー 24本セット
(アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類×各8本)
+石野卓球サイン入り
「トポチコ ハードセルツァー・オリジナルTシャツ」のセット 3名様
トポチコ ハードセルツァー 24本セット
(アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類×各8本)
7名様
番組アーカイブ
-
「初回収録後は帰りのタクシーでちょっと酔っ払っていました(笑)」番組DJ emmaが放送を振り返る!
Archive 2021年12月30日今週は、番組に寄せられたメッセージを読みながら、番組DJのemmaがこれまでに迎えた多彩なゲストとのトークを思い出しながら語っていく。
-
「丁寧に生きていきたい!」 映画『MIRRORLIAR FILMS Season1』で監督業に挑戦した三吉彩花が考える、今後の生き方とは?
Archive 2021年12月23日25歳の三吉彩花が語るこれからの人生観に、emmaも思わず「分かる〜!」と共感の嵐になった。
-
2022年は、多様化の時代で「着たいものを着る」が流行に!? ブレない2人がファッションの流行を大胆予測!
Archive 2021年12月16日今回のゲストは女優・モデルの三吉彩花。2019年に三吉が出演したJay Chou with Mayday Ashinの「說好不哭/泣かないと約束したから」の裏話や、2022年の流行を予測した。
-
秋元梢×emmaの仲良しトーク後編。パリコレ観覧への道をつくった秋元にemma感謝!
Archive 2021年12月9日秋元梢がお気に入りのNetflix作品を紹介し、その偏りぶりにemmaもタジタジになった。
-
emmaが姉のように慕う、モデルの大先輩・秋元梢が登場。「こずちゃん」「エマ子」と呼び合いながら、壮絶なモデル事情を激白!
Archive 2021年12月2日今週はemmaのモデルの先輩でもある秋元梢を迎えて、トークを展開。秋元が明かす、デビュー時代のemmaとは?
-
「自分のやりたいことだけをやる!」VERDYが「Wasted Youth」に込めた逆説的な想い!
Archive 2021年11月25日先週に引き続き、グラフィックデザイナーのVERDYに様々な話を聞いた後編。VERDYとは友人でもあるemmaだからこその話が、たくさん飛び出した。
-
入手困難となった「Girls Don’t Cry」のTシャツは、妻への愛が生んだ!VERDYが込めたメッセージとは?
Archive 2021年11月18日今週はemmaの友人でもあり、「Girls Don't Cry」や「Wasted Youth」のプロジェクトで知られるグラフィックデザイナーのVERDYが登場。
-
コロナが収束したらまず何をする?ファッションブランド「TOMO KOIZUMI」のこれからに迫る!
Archive 2021年11月11日ブランドのモットー、伝えたいこと、コロナが収束したらやりたいこと、METガラ2021の感想など、コイズミトモタカの考え方に迫った。
-
emmaたっての希望で、東京五輪開会式の衣装を手がけたTOMO KOIZUMIデザイナー・コイズミトモタカが登場!ファッション談義でコイズミトモタカの私生活もポロリ!
Archive 2021年11月4日コイズミのファンでInstagramもフォローしているというemma。東京五輪開会式でコイズミが手がけたMISIAの衣装についてなど、モデルならではの視点でコイズミの仕事のこだわりなど聞きまくった。
-
藤原さくらがリモート参戦!ミュージシャン的ガールズトークを展開!
Archive 2021年10月28日藤原さくらがリモート参戦!ミュージシャン的ガールズトークを展開!
-
Reiの音楽も「決めつけないのがルール」 自由な発想と多様性のルーツにemmaが迫る。
Archive 2021年10月21日Reiの音楽も「決めつけないのがルール」 自由な発想と多様性のルーツにemmaが迫る。
-
「SIRUPリリックラボ」。韻を踏むのもR&Bのカルチャー。SIRUPのラップは、関西仕込みの大喜利が原点!!
Archive 2021年10月14日「SIRUPリリックラボ」。韻を踏むのもR&Bのカルチャー。SIRUPのラップは、関西仕込みの大喜利が原点!!
-
ファッション好きでシンパシー。新曲「Change」をリリースしたSIRUPが、MCになってemmaを逆質問!
Archive 2021年10月7日ファッション好きでシンパシー。新曲「Change」をリリースしたSIRUPが、MCになってemmaを逆質問!
-
のべ視聴者数 400 万人超がオンラインで熱狂! Topo Chico Hard Seltzer Presents“Syndicate Radio ONLINE LIVE”イベントレポート
Live 2021年10月2日今回は、9月23日夜6時に配信された番組発のオンラインライブイベントのライブレポートをお届け。のべ視聴人数 400 万人超が集まり、一夜限りの特別な時間を共有した。
-
ルールの違いが異なる試合展開を生む。二刀流で活躍する落合知也選手が語る、3×3とBリーグそれぞれの魅力!
Archive 2021年9月30日「教えて!落合先生! Bリーグ & 3x3講座」と題して、Bリーグや3x3についての素朴な疑問を落合選手にぶつけながら、その魅力に迫る。
-
「NBA選手が選手村の食堂でうどん食ってた!」 TOKYO 2020“3×3”日本代表の落合知也選手が、オリンピックの裏側を激白!
Archive 2021年9月23日新種目として話題を集めたバスケットボール“3x3”男子日本代表の落合知也をゲストに迎え、オリンピック出場の感想や選手村の様子など、ほかでは聞けないオリンピックの裏側に迫った。
-
番組初のオンラインライブイベント実施決定!emmaとMCを務めるケリー隆介が登場し、出演アーティスト情報が解禁に!
Archive 2021年9月16日今回は、9月23日夜6時から配信される番組初のオンラインライブイベントをより楽しむための前哨戦。イベントMCに初挑戦するemmaが、MCの先輩であるケリー隆介からMCの心得などを聞く。
-
オンラインライブ開催決定!
Live 2021年9月16日“決めつけないのがルール”を合言葉に、新しい企てをする仲間が集うラジオ番組「シンジケートラジオ」が、トポチコハードセルツァー、インターFMに加えて、BE AT TOKYOともタッグを組みオンラインライブを開催。
-
川崎鷹也がZiNEZと意気投合!ラジオのジングル制作に即興でチャレンジ!
Archive 2021年9月9日第6回は、前回に引き続きシンガー・ソングライターの川崎鷹也をゲストにトークを展開。「新しいことがしたい!」という川崎の提案で、即興でジングル制作に挑んだ2人だった。果たして採用になったのか?
-
フリースタイル・バスケットボーラーZiNEZとシンガーソングライター川崎鷹也が、決めつけないトークを展開!
Archive 2021年9月2日第5回のゲストはシンガー・ソングライターの川崎鷹也。ZiNEZがMCのピンチヒッターを務め、父親が音楽に関係した仕事をしていたという共通項にシンパシーを感じつつ、川崎の音楽ルーツに迫った。
-
とんだ林蘭が、制作をする上で心がけているマイルールとは?emmaも共感した空気感を大事にした仕事の受け方を紐解く!
Archive 2021年8月26日第4回目のゲストは先週に引き続き、アーティスト/クリエーターとして活動するとんだ林蘭。VJをやってみたいというとんだ林の要望に応え、VJの玉田伸太郎もゲストに招いてのVJ実践編に突入。
-
次に目指すはVJ!文化服装学院の先輩・後輩のとんだ林蘭とemmaが、現在に至るまでの紆余曲折人生を語る!
Archive 2021年8月19日第3回目のゲストは、アーティスト/クリエーターとして活動するとんだ林 蘭。emmaとは顔見知りで、文化服装学院出身という共通項も。後半にはVJの玉田伸太郎が加わり、VJ談義に花が咲いた。
-
emmaも衝撃を受けた独自のスタイル。電気グルーヴが目指したものとは?
Archive 2021年8月12日第2回目は、先週に引き続き石野卓球を迎え、海外のクラブ事情や電気グルーヴに勇気を与えた存在など聞いた。
-
決めつけないのが長続きの秘訣!石野卓球がemmaにテクノ指南?
Archive 2021年8月5日第1回目は電気グルーヴのメンバーで、DJとしても世界的に活躍する石野卓球を迎え、emma独特の切り口からテクノとは何なのかを掘り下げた。石野卓球流の決めつけない極意とは?
-
新番組 Topo Chico Hard Seltzer presents 「Syndicate Radio」 の放送が決定!合言葉は“決めつけないのがルール”自由な価値観で新しい企てをする仲間がつながる場所。
NEWS 2021年7月30日新番組 Topo Chico Hard Seltzer presents 「Syndicate Radio」 が この8月より、毎週木曜日21:30~スタート!