Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、多彩な話題でゲストの素顔を引き出していく。
今回は、9月に開催された番組初のオンラインイベントにもゲストで出演したシンガー・ソングライター/ギタリストのReiが登場。MCのemmaとは年齢が1歳差で、イギリス人の父親を持つemmaに対して、Reiは幼少期をニューヨークで過ごした経験を持つなど、近しさを感じてすぐに打ち解け、“Reiちゃん”、“emmaちゃん”と呼び合った2人。お互いがニューヨークから受けた刺激や、Reiの音楽作りについて語ります。

オモチャを買ってもらうノリで“ギタレレ”を!

emma:

Reiちゃんは兵庫県生まれで、幼少期はフランスに1年、その後ニューヨークに移住されたそうですが、ニューヨークではどんな幼少期を過ごされたのですか?

Rei:

音楽と出会ってギターを始めたのが、ちょうどその頃です。4歳の時にテレビでギターを弾いている女性を見て、「私にもあのオモチャを買って欲しい!」みたいな感じで(笑)。

emma:

4歳で! でも4歳だと、もうそのくらいの自分の意思はあるのか……?

Rei:

お人形が欲しいとかジグソーパズルが欲しいとか、オモチャをおねだりするノリだったと思います。

emma:

最初から本物のギターを買ってもらったんですか?

Rei:

クリスマスか誕生日のプレゼントとして、“ギタレレ”という小さいサイズのギターを買ってもらって。

emma:

子ども用みたいな?

Rei:

そうそう。それでニューヨークの音楽学校に入って、クラシックギターを始めました。

2人が刺激を受けたニューヨークの多様性と柔軟性

emma:

ニューヨークの雰囲気などで、今でも思い出すものってありますか?

Rei:

ありますよ。その街の独特の匂いがあって、久しぶり行くと「この匂い!」ってなります。

emma:

あ〜やっぱりそういうのってあるんですね。私、23歳の時に旅行で初めてニューヨークに行ったんですけど、そこで人生観が変わったと言うか、すごく刺激を受けて。やっぱりニューヨークってすごい! と思ったんです。

Rei:

へえ〜。何が刺激的でした?

emma:

それまでは自分がハーフであることとか、ハーフなのに英語があまり話せないことに少しコンプレックスを感じていたんですけど、ニューヨークには多種多様な人が溢れていて。「このままでいいんだ!」と、すごく背中を押してもらえた感覚がありました。それにみんなファッションを自由に楽しんでいて、それがすごくいいなと思って、いつか住んでみたいって思ったんです。

Rei:

ああ〜。そういう感覚は私にも分かります。

emma:

だから幼少期をニューヨークで過ごしたReiちゃんが、すごく羨ましいです。そのニューヨークという街での経験は、今のReiちゃんにとってどういう部分を形成していると思いますか?

Rei:

思想的な部分で、柔軟性が養われたと思います。先ほどemmaちゃんが、多様性があるとおっしゃっていたこととも通じることで。小学校の時に女の子を好きな女の子がいて、その子が恥ずかしがりながら私に打ち明けてくれた時も、特に違和感を感じなくて「そうなんだ!」と、自然に受け止めることができました。肌の色や考え方、様々なのが当たり前みたいな。考え方が凝り固まっていたら、逆の考えが入って来た時に苦しくなりますよね。受け入れられないみたいな。だからオープンマインドでいたほうが、生きるのが楽だって思います。

emma:

それを小さい時に気づけたというのは、人生においてすごい財産ですね。

Rei:

そうなんですかね(笑)。今は時代が変わって、LGBTQもそうだけど多様性を受け入れようみたいなトレンドもあるから。今になって振り返ると、そういう考え方を幼少期から持てたのは、いいことだったのかなとは思います。

Reiの音楽を言葉にするなら“手作り”!

emma:

Reiちゃんの音楽は、ジャンルを軽く飛び越えている感じですけど、そういう自由な発想はどこから来るんですか?

Rei:

それこそ番組のテーマ「決めつけないことがルール」ですから(笑)。

emma:

そうでした(笑)。

Rei:

でも、正解がないと思うようにしています。特に音楽や芸術は、作ったその人の中にしか正解がないので。そう思うと気持ちが楽になるし、発想も狭まらないと言うか。

emma:

やっぱり自由って大事ですよね。Reiちゃんがやられている音楽を言葉にするのは難しいと思いますけど、あえてタイトルを付けるとしたら?

Rei:

“手作り”だと思います。

emma:

それはどうしてですか?

Rei:

デジタルのテクノロジーでみんなが繋がれる時代になって、特にコロナ禍においていろんな技術を駆使すれば繋がれることが分かったけど、その一方でやっぱりフィジカルで顔と顔を突き合わせてやることの価値も再確認できた。その中で私の音楽は、すごく人肌を感じるものでありたいと思っていて。めちゃめちゃ整えられたものではないけど、人の感情に溢れたものであって欲しいなと思っています。

大切な人に笑っていて欲しいと願いを込めて

emma:

Reiちゃんの最新楽曲「Smile! with 藤原さくら」は、シンガー・ソングライターの藤原さくらさんとのコラボ曲とのことですが。

Rei:

ところでemmaちゃんは、最近声を出して笑ったのはいつですか?

emma:

昨日です(笑)。お笑いとかバラエティ番組を見るのが好きで、千鳥さんが出ていらっしゃる番組を見て、声をあげて笑いました。

Rei:

すごくいいですね(笑)。笑顔って身近にあるものに思えて、意外と忘れちゃう場面もあって。特に人前で声を出して笑うのは、こういうご時世もあって憚られるところもあるけど、笑うことって人生に不可欠なことだと思うんです。特にコロナ禍になって、多くのミュージシャンが“音楽は必要ないんじゃないか”という危機感に駆られたけど、音楽は笑顔と近いもので、無くても生きていけると思ったけど、やっぱり無いと無理ということが分かって。

emma:

私も無いと無理です!

Rei:

ですよね。だからこそ大切な人に笑っていて欲しいなと、願いを込めた楽曲です。

emma:

オンラインライブでも感じましたけど、Reiちゃんの歌は力強くて背中をすごく押してもらえます。ギタープレイもパワフルで、自分に自信がない時に聴くと自分を肯定してもらえるなと思いました。イベントの時はゆっくりお話できる時間が無かったので、今日スタジオに来ていただけて、いろんなお話が聞けてすごく嬉しかったです。次回もどんなお話が聞けるか楽しみです!

Rei
Rei
卓越したギタープレイとボーカルをもつ、シンガー・ソングライター/ギタリスト。4歳よりクラシックギターをはじめ、5歳でブルーズに出会い、ジャンルを超えた独自の音楽を作り始める。2015年に、長岡亮介(ペトロールズ)を共同プロデュースに迎え、1st Mini Album『BLU』をリリース。専門学校モード学園(東京・大阪・名古屋)CMソングの「What Do You Want?」を担当。2017年秋、日本人ミュージシャンでは初となる「TED NYC」でライブパフォーマンスを行ったほか、FUJI ROCK FESTIVAL、SUMMER SONIC、SXSW Music Festival、JAVA JAZZ Festivalなどの国内外の音楽フェスに多数出演。2021年10月よりコラボレーション・プロジェクト“QUILT”を始動、その第一弾としてシンガー・ソングライターの藤原さくらを迎えたシングル「Smile! with 藤原さくら」を10月15日に配信リリースした。

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