Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、多彩な話題でゲストの素顔を引き出していく。
今回は“東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会”で、新種目として話題を集めたバスケットボール“3x3”男子日本代表の落合知也をゲストに迎え、オリンピック出場の感想や選手村の様子など、ほかでは聞けないオリンピックの裏側に迫った。

他国選手とのピンバッジ交換がオリンピックの文化

emma:

まずはオリンピックお疲れ様でした。いろんなところで聞かれていると思いますが、率直にオリンピックはいかがでしたか?

落合:

“3x3”は新種目で、僕は2014年から日本代表に入ったんですけど、いつもの国際ゲームとは全く違った雰囲気でしたね。今回は残念ながら無観客でしたけど、それでもオリンピックを感じられたのが感慨深かったし、やはりオリンピックは特別だなと思いました。

emma:

あの、本当に素人の質問なのですが、選手村の様子ってどういう感じですか? 全然イメージが沸かなくて。

落合:

僕も今回初めて入ったんですけど、12〜13階建てのマンションがボンボン建っていて、国ごとに棟が分かれていて。

emma:

日本の選手も全員選手村に入られるのですか?

落合:

サッカーや野球など会場が地方の競技もあって、そういう選手村からの移動が大変になる競技の選手は入らないですけど、基本的にはみんな入ります。だから「テレビで見たことのある選手だ!」とか(笑)、世界中のトップアスリートが集まっているので、どこか非現実的な感じでした。

emma:

すごい世界線ですね。

落合:

NBAの選手が食堂で普通にうどんを食っていて、「うぉっ!」ってなったり(笑)。

emma:

い~な~! あと、コロナ禍で難しかったかもしれないですけど、選手村の中で選手同士の交流はありましたか?

落合:

めちゃめちゃありました。各国ごとに記念品のピンバッジがあるんですけど、オリンピックには他国の選手とそのピンバッジを交換するという文化があって。

emma:

どこの国の選手と交換されましたか?

落合:

それが、僕は1つも交換しなくて。

emma:

え~もったいない!

落合:

でも理由があって。普通では手に入らないものなので、家族へのお土産に持ち帰りたいと思ったんです。交換する機会はあったけど、死守しました(笑)。

emma:

家族の方には最高の記念品ですね。

落合:

はい。家族に配ったんですけど、兄貴の子供はまだ小さくて価値が分からないから、速攻でポイッて投げていましたけど(笑)。

emma:

(笑)。あと、選手村のご飯って、美味しかったですか?

落合:

僕は速攻で飽きましたけど(笑)、24時間空いているのは助かりましたね。“3x3”は、試合が終わるのが夜10時半とか遅くて、体のケアやミーティングなどやっているうちに1時〜2時になってしまっていたから。メニューもいろいろあって。ジャパニーズ、チャイニーズ、ネパール料理とか、各国の宗教に対応した料理が、バイキング形式になっていました。

emma:

その中から好きな料理を選ぶんですね、すごいな~。こういう話はなかなか聞けないので、すごく貴重です。

試合前はノリノリのヒップホップで高める

emma:

普段はどんなジャンルの音楽を聴くことが多いですか?

落合:

僕はバスケットボール選手ですが、バスケットボールとヒップホップは密接なので、やはりヒップホップばかり聴きますね。

emma:

イメージ通りでうれしいです(笑)。試合前にも聴いたりしますか?

落合:

めちゃめちゃ聴きます。遠征にはスピーカーを持って行って、部屋で流しながらまったりしたり、試合前はノリのいい曲を聴いたり。

emma:

チルっぽい落ち着いた音楽を聴く派か、ノリノリの音楽で気持ちをアゲる派か、2つに分かれるって聞きます。やっぱり試合前はノリノリのほうがいいんですね。

落合:

リズムに乗って揺れながら試合会場に入るみたいな(笑)。ノリノリのほうが、自分的に気持ちが高まると言うか、試合モードに入れます。逆に試合後に部屋で聴く時は、チルソングでリラックスするという感じです。

emma:

試合前に必ず聴く曲はありますか?

落合:

Fabolousの「My Time ft. Jeremih」です。総合格闘家の堀口恭司選手も入場曲に使っているんですけど、タイトルの通り「ここからが俺の時間だぜ!」と歌っているイケイケノリノリの曲で。「今から行くぜ!」という感じで、試合前に自分を奮い立たせるために絶対聴きます。

落合選手が経験した挫折とは?

emma:

お姉さんが、モデルの落合砂央里さんなのだそうですね。

落合:

はい。元モデルです。

emma:

落合さんご自身もモデルの経験があるとうかがいました。

落合:

僕なんか、モデルをやっていたことに入らないですよ。女性モデルさんの彼氏役で女性誌に出たことがありますけど、デカすぎて頭が切れてました(笑)。

emma:

(笑)。それは何歳くらいの時なのですか?

落合:

大学を卒業して、一旦バスケットボールから離れていた時期があって。アルバイトをしながらオーディションを受けたりという日々を2〜3年過ごしていた時です。

emma:

バスケットボールから離れていたということですが、何か挫折を経験されたのですか?

落合:

挫折と言うか、僕は高校も大学もバスケットボール推薦で入学して、ずっと第一線で全国大会などに出ていたんですけど、急にどこかやらされている感が強くなって、バスケ熱が冷めてしまったんです。プロチームからオファーをもらっていたんですけど、バスケットボール選手としての自分の未来が想像できなくて。それで大学を卒業して、一度バスケから離れました。

emma:

長年続けて来たことから一旦離れるのは、なかなかできないことだと思います。きっと新しい人生を切り開こうとして動いたと思うのですが、その勇気はすごいです!

落合:

「このままバスケしかしらない人生でいいのか?」と思ったんです。でも、バスケから離れている間に、今やっている“3x3”に出会ったし、ストリートバスケットボールの世界に入ったことで新たな刺激を受けたし、改めてバスケットボールに対する愛情に気づくこともできました。辛いことやきついことがあっても、あの時の経験を思い出して頑張ることができます。今、好きなことを仕事にできたのもオリンピックにも出られたのも、あの経験があったからだなと思います。

emmaは、2人の兄がバスケをやっていて、幼少時代からバスケットボールに馴染みがあったと言う。普段からNIKEのスニーカーを愛用しているという共通項もあり、意気投合した2人。オリンピックの裏側や落合選手の意外な経歴など、貴重な話をたくさん聞くことができた。次回は、一体どんな話が飛び出すのかお楽しみに!

落合知也
落合知也
1987年6月18日生まれ。東京都出身。プロバスケットボール選手。
3x3チームTOKYO DIME、越谷アルファーズ所属。土浦日本大学高等学校、法政大学でバスケットボール選手として活躍。
2007年にはインカレで準優勝、U-24バスケットボール男子日本代表候補に選出された経験を持つ。大学卒業後はモデルとして活動、その後3x3に転向し様々な大会で優勝、2014年に日本代表として世界大会へ出場した経験も持つ。
2021年に、東京オリンピック3x3日本代表に選出された。

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