6/3 放送回 ゲスト：TOMOMI(SCANDAL)

ゲストが語る音とメシ、Spotifyのプレイリストとともにテキストでもお楽しみいただけます。

音メシレシピ

TOMOMIのWILD PACK焼きうどん

■材料

うどん、豚バラ、ネギ、キャベツ、にんじん、しめじ、オリーブオイル
スパイス(WILD PACK、ほりにし、箔)、塩胡椒、水、かつおぶし、紅生姜

1. 野菜・豚肉を1口サイズにカット。豚肉には塩コショウで下味をつける。
2. 豚肉を炒め、火が通ったら野菜を加え炒める。
3. うどんを入れ、ほぐしながら野菜と混ざるように炒める
4. 水を加え、うどんを完全にほぐし、スパイス類で味付けをする
5. お皿に盛り付け、かつおぶしを振りかけ、紅生姜を添えて完成

「食の時間」を「音楽」で楽しむ、期間限定プログラム『今日の音(おと)メシ』
番組では週替わりのゲストをお迎えして 「食の時間」を彩る音楽「音メシ」をご紹介。またこだわりのお料理を囲んでの「食トーク」もお届けしていきます。
第二弾 初回のゲストは、今年でデビュー15周年を迎えたSCANDALのベーシストのTOMOMIさんです。

——おふくろの味は母から教わったロール白菜

笹川：
TOMOMIさんにとってのおふくろの味とはどんな料理なのでしょうか？

TOMOMI：
ロール白菜という母のオリジナル料理ですね。鶏のミンチを白菜で巻いて、透き通った関西風のうどんのお出汁で食べる料理です。

笹川：
美味しそう! でもロール白菜という料理は初めて聞きました。では、作り方もお母さまから教わったということでしょうか？

TOMOMI：
そうなんですよ。だから、自宅で作るメニューは基本的に和食が多い気がします。

笹川：
そうですね。ただ、包むのが面倒だから自分ではなかなか作ることがないんですけど、大好物なので本当に特別なときには作ります。この料理ってちょっとだけ作るよりも大量に作った方が美味しいんですよ。でも、ひとり暮らしだと大量に作ってしまうと消化できないので、一時、冷蔵庫がロール白菜だらけになるということもありましたね。

——「家族の風景」を聴くと実家のキッチンの様子を思い出す

笹川：
TOMOMIさんの『音メシ』プレイリストは、ハナレグミの「家族の風景」から始まりましたがこの曲を選曲した理由は？

TOMOMI：
私の実家には、ハイライトもウイスキーグラスもないんですけど、この曲を聴くと実家の景色というか、キッチンの様子を思い出すから母が作るロール白菜が食べたくなります。

笹川：
次の曲は「家族の風景」から打って変わって松任谷由実さんの「チャイニーズスープ」でしたね。

TOMOMI：
「チャイニーズスープ」は、ユーミンのバージョンも大好きなんですけど、吉田美奈子さんバージョンがめちゃくちゃ好きなんです。ちょっとファンキーな曲でご飯を作りながら、実家に戻りたくなるというか、そんな気分で選曲しました。

笹川：
TOMOMIさんはお料理がお好きなんですね！

TOMOMI：
上手なわけじゃないんですけど、好きですね。あと実は器が好きなんです。例えば、この器にこれをどう盛り付けようとか考えながら、1人で楽しんでいるだけなんですけど、それを考える時間が結構好きです。

笹川：
私はおもてなしするときにしか、テーブルコーディネートのことは考えたくないですけど、1人のときも考えるということは相当お好きなんですね？

TOMOMI：
そうですね。でもとにかく器が好きなんですよね。

笹川：
ちなみにロール白菜をのせるための”鉄板”の器はあるんですか？

TOMOMI：
ありますよ。沖縄の海のような真っ青な器なんですけど、兵庫県の器だから地元を思い出しますね。青色の器だとそこに盛り付ける料理を選ぶのは、難しそうに思われがちなんですけど、意外とどんなお料理でも合うんですよ。特にお料理には青色のものはなかなかないので華やかに見えるんです。

笹川：
スピッツの「ハチミツ」も選曲されていますね。

TOMOMI：
この曲を選曲した理由は、今日作るお料理にハチミツが入った「WILD PACK」という漬けだれを使っているからですね。

——開発に関わった漬けだれ「WILD PACK」と2種類のキャンパー御用達スパイスを使った焼きうどん

笹川：
今日はTOMOMIさんにお料理を作っていただきましたが、どんなお料理をご用意していただけたのでしょうか？

TOMOMI：
WILD PACK焼きうどんです！

笹川：
いい香りがしていますがこれはどんなお料理なのでしょうか？

TOMOMI：
今、『WILD STOCK』というYouTubeのキャンプ番組に出演しているんですけど、WILD PACKはその番組で作った漬けだれです。

笹川：
へぇ〜、TOMOMIさんが考案したということでしょうか？

TOMOMI：
そうです！私と一緒に番組に出演している阿諏訪泰義さんと2人で考えて開発しました。WILD PACKは甘辛ベースの漬けだれですが、粒マスタードが入ることで後味が爽やかになるので、あんまり重たくないのが特徴です。

笹川：
マスタードが焼うどんに絡んで美味しそうですが、粒マスタードと焼うどんの組み合わせは初めてです。しかも野菜がたっぷり入っていますね！

TOMOMI：
野菜はキャベツがたっぷり入っていて、ほかにはにんじん、しめじ、ネギが入っています。

笹川：
今日はこのお料理と一緒に賢者の食卓 ダブルサポートを入れて飲んでいただけるスープも用意しましたので早速食べてみましょう。いただきます！

TOMOMI：
緊張します。

笹川：
焼うどんの上には鰹節がかかっていたり、紅生姜も入っているので屋台で食べる料理のような感じがします。私はこれまでさっぱりした醤油ベースの和風の焼うどんばかり食べてきましたが、TOMOMIさんの焼うどんは和風さも感じさせつつも、スパイシーだから、いろいろな味がしました。

TOMOMI：
そうなんですよ。実はこれ、WILD PACKのほかに「ほりにし」と「箔」というキャンプではよく使われるスパイスも入っています。

——キャンプで使うスパイスはどんな料理に使っても美味しい

笹川：
個人的にキャンプの料理は、そういったスパイスを使わずにシンプルにお肉を食べるイメージがありました。

TOMOMI：
確かに、昔はお肉に胡椒だけかけて焼いて食べるような感じでしたが、最近はいろいろな人が様々なスパイスを開発しているので、今回はそのスパイスと私が開発したWILD PACKを一緒にしてみました。

笹川：
いろいろな方向性の味が入っているはずなのに、すごくまとまっている感じがしますし、粒マスタードがうどんと絡むからどこを食べても美味しいです！TOMOMIさんも良かったらワカメスープを飲んでみてください！

TOMOMI：
ワカメスープも優しい味がして美味しいし、パンチが強い味の料理ともすごく合いますね！

——キャンプの一番の魅力は焚き火。その前では自分の心の内を話してしまう

笹川：
なるほど。では、これまでで一番手をかけた料理はどんな料理でしょうか？

TOMOMI：
手をかけたほどでもないんですけど、じっくりコトコト煮込むものだと豚のビール煮を作ったことがあります。ビールで煮込むと豚肉が柔らかくなって、すごく美味しいんですよ。

笹川：
それはすごく美味しそうですね！ ところで私はすごくインドア派なんですけど、そんな私にぜひキャンプの魅力を教えてもらえますか？

TOMOMI：
キャンプの一番の魅力は焚き火ですね。それが一番楽しいし、焚き火を前にすると取り繕えないんですよ。だから、初めて会う人と一緒にキャンプに行っても親友になれるというか、自分の心の内を話してしまうんですよね。

笹川：
では、焚き火を前にするのとしないのとでは会話の内容も全然違うということでしょうか？

TOMOMI：
全然違うと思います。特に私の場合は、嘘をつけなくなってベラベラしゃべってしまいますね（笑）

——賢者の食卓どう使う？

笹川：
ちなみにキャンプでは自分が食べたいものをお食べになるんですか？

TOMOMI：
そうですね。キャンプでは気を使わず食べてます。

笹川：
賢者の食卓 ダブルサポートは、キャンプ中に食べる糖分や脂質の多い料理を食べるときの健康対策としてもぴったりなんですけど、TOMOMIさんはこの賢者の食卓 ダブルサポートをどう使いますか？

TOMOMI：
最近は、健康管理アプリを使ったり、岩盤スタジオの中でフィットネスなどができるレッスンにいったり、トレーナーの友人にパーソナルトレーニングをやってもらったりしていますが、健康対策としてはお水をいっぱい飲むようにしています。だから、賢者の食卓 ダブルサポートをお水に入れて飲んでみたり、キャンプに行くときは、スープを作ることも多いのでそこに入れてみるのもいいなと思いました。